6日、実業団チームの頂点を決める第28回テニス日本リーグの女子ファーストステージが開幕、8年ぶりに日本リーグに復帰したキヤノンが、世界ランク60位の森田あゆみ(23歳)の活躍もあり昨年3位のリコーに勝利、決勝トーナメント進出に向けて大きな勝利を手にした。
横浜国際プールで行われているブルーブロックのファーストステージ第1戦、1986年の第1回から日本リーグに参戦し、今回で23回目の出場となる古豪のひとつであるリコーが初戦からつまづく開幕となった。
シングルス1で森田がリコーのエースである品田祐希に6-3、6-3のストレートで勝利。シングルス2でキヤノンの西改由衣が磯貝綾子に6-3、6-1で勝利したため、ダブルスはリコーが取ったものの、通算2勝1敗でキヤノンの勝利となった。
ブルーブロックのこの他の対戦では、リコージャパンがノア・インドアステージに2-1で、テニスユニバースが明治安田生命に2-1でそれぞれ勝利している。
ブルボンビーンズドームで行われているレッドブロックのファーストステージでは、今年の全日本テニス選手権で準優勝の活躍をした今西美晴(21歳)を擁する島津製作所が三菱東京UFJ銀行に3-0で快勝。橋本総業が日本郵政グループに3-0、エームサービスが2-1で鹿児島銀行に勝利している。
女子の日本リーグは実業団のトップである12チームが参戦。2つのグループに分かれて4枠の決勝トーナメント進出権を争う。ファーストステージは12月6日から8日の日程で行われ、セカンドステージは2014年1月25日と26日に行われる。決勝トーナメントは、来年の2月15日と16日に東京体育館で行われる。