8日、第28回テニス日本リーグの男子ファーストステージが横浜国際プールとブルボンビーンズドームで行われ、レッドブロックでは大会連覇を狙うイカイがノア・インドアステージに2-1で勝利。4連勝でブロック首位のままファーストステージを終えた。ブルーブロックでは4チームが4勝で並び、決勝トーナメント進出争いが激戦となる含みを持って、来年のセカンドステージを迎えることとなった。

横浜国際プールで行われたレッドブロックのファーストステージ。昨年MVPの片山翔(24歳)、元全日本チャンプの本村剛一(39歳)など若手とベテランが揃ったイカイは、ノア・インドアステージと対戦。シングルス1で片山が吉備雄也(27歳)に敗れたものの、シングルス2とダブルスを制し2-1で勝利した。

残る試合では、リコーが明治安田生命に3-0、伊予銀行が三菱商事に3-0、そして伊勢久が2-1で三井不動産に勝利している。この結果、リコー、伊予銀行、ノア・インドアステージが3勝1敗でイカイを追いかけ、伊勢久が2勝2敗、三菱商事が1勝3敗、そして明治安田生命と三井不動産が0勝4敗でファーストステージを終えた。

一方、ブルボンビーンズドームで行われたブルーブロックでは、協和発酵キリンにこの日も失セット0で圧勝した三菱電機を筆頭に、エキスパートパワーシズオカ、MS&AD三井住友海上、そして九州電力が4勝0敗で並んでファーストステージを終えた。決勝トーナメントに進出できる上位3チームの座を巡って、セカンドステージでは混戦になることが予想される。

その一方、日本紙通商、協和発酵キリン、鹿児島銀行、トヨタ自動車は0勝4敗でファーストステージを終えた。男子リーグは各ブロック下位2チームの4チームが日本リーグからの降格となるため、セカンドステージでの残留争いも混戦になりそうだ。

実業団の頂点を決める日本リーグのファーストステージは12月5日から8日まで、レッドグループは横浜国際プールで、ブルーブロックはブルボンビーンズドームで対戦が行われる。セカンドステージは2014年1月24日から26日の日程で行われ、各ブロック上位3チームが2月14日から東京体育館で行われる決勝トーナメントに進出する。