4日、男子テニスツアーのカタール・エリクソンモービル・オープンはシングルス決勝が行われ、第1シードのラファエル・ナダル(27歳、スペイン)がガール・モンフィス(27歳、フランス)を6-1、6-7(5)、6-2のフルセットで振り切り、自身初となるツアー開幕戦でのタイトルを獲得した。
通算61勝目となるトロフィーを手に入れたナダルは「もし第1セットのようなプレーができれば、オーストラリアでも良い成績が残せると思うよ」と2年ぶりの出場となる全豪オープンに向けて手応えを感じていた。
今大会では5試合を行い、そのうちの3試合でフルセットにもつれていたナダルだったが、シーズン開幕戦としてはとても重要だったとしている。「大切なのは5試合全てに勝利できたこと。オーストラリアで良いプレーができる保障があるわけではないけど、敗北感を持たずに行けるのは事実だよ」
昨年は膝の怪我のために全豪オープンの欠場を余儀なくされていたナダル。今年は2009年以来となるタイトルに向けて、第1シードとしてメルボルンに乗り込む。