20日、全豪オープンと同じくメルボルン・パークで開催されているアジア・パシフィック・リーグはプレーオフ1回戦が行われ、日本代表として招待を受けたライフ・エヌ・ピーは、トリニティ・タイタンズを5勝0敗で下し、準決勝に進出した。

今大会はテニス・オーストラリアが主催するチーム対抗戦で、シングルス4本とダブルス2本で勝敗を争う。試合形式は通常のツアー大会と大きく異なり、1セット4ゲーム(5ポイントタイブレーク)のノーアドバンテージ方式。さらに、ノーレットルールも採用されており、1ポイントが大きく結果を左右する可能性を秘めている。

一昨年の日本リーグ優勝チームであるライフ・エヌ・ピーは、今回の出場にあたって当時のメンバーを招集し、松井俊英(35歳)、井藤祐一(27歳)、佐藤文平(28歳)、綿貫裕介(23歳)、ボビー・レイノルズ(31歳、米国)、ダナイ・ウドムチョク(32歳、タイ)のメンバーで今大会に臨んでいる。

試合は、今大会の第1シードとなった実力を選手たちが遺憾なく発揮し、レイノルズ、ウドムチョク、松井、井藤がシングルスで勝利。1試合だけ行われたダブルスでは、佐藤/レイノルズ組が快勝している。

昨年10月に行われた出場発表会見では、「目標は優勝」と宣言しているライフ・エヌ・ピーは、21日に行われる準決勝でニュージーランド・カウリスと対戦する。