8日、男子テニスツアーの下部大会で、オーストラリアのアデレードで開催されているウエストレイク・チャレンジャーはシングルス準決勝が行われ、第3シードの伊藤竜馬(25歳)は第2シードのジェームス・ダックワース(22歳、オーストラリア)と対戦したが、第1セットで3-0とリードした場面でダックワースが試合を棄権、試合時間わずか8分で決勝進出となった。

ダックワースのサーブで始まったこの試合、伊藤はオープニングゲームからブレークに成功すると、瞬く間に3ゲームを連取。この時点でダックワースの右腕が限界に達し、棄権を申し入れた。

もう一方の準決勝では、第4シードの守屋宏紀(23歳)と第1シードのブラッドリー・クラーン(23歳、米国)が対戦、試合は世界ランク80位のクラーンが6-3、6-4で勝利を収め、決勝進出を決めている。

ウエストレイク・チャレンジャー

シングルス
準決勝

○伊藤竜馬[3] 3-0 ret. ジェームス・ダックワース[2]
○ブラッドリー・クラーン[1] 6-3 6-4 ●守屋宏紀[4]

準々決勝

○伊藤竜馬[3] 6-1 6-2 ●マーベリック・バーンズ
○守屋宏紀[4] 6-4 1-6 6-3 ●マシュー・バートン

2回戦

○伊藤竜馬[3] 6-2 6-4 ●バレリー・ルドネフ
○守屋宏紀[4] 6-1 6-3 ●マーク・ポルマン

1回戦

○伊藤竜馬[3] 5-7 7-6(5) 6-1 ●クリストファー・オコネル[W]
○守屋宏紀[4] 7-6(2) 2-6 7-6(3) ●アレックス・ボルト
○ジェームス・ダックワース[2] 7-6(2) 7-6(2) ●松井俊英
○ベンジャミン・ミッチェル 6-1 6-3 ●井藤祐一
○ルーク・サビール 6-3 6-4 ●関口周一

ダブルス
準々決勝

○デーン・プロポギア/ホセ・ステイサム[3] 6-3 3-6 10-6 ●伊藤竜馬/守屋宏紀

1回戦

○伊藤竜馬/守屋宏紀 6-4 6-4 ●ライアン・エイガー/セバスチャン・ベイダー
○ブラッドリー・モスレイ/キャメロン・ノリエ 6-3 6-4 ●松井俊英/ダナイ・ウドムチョク
○マット・レイド/ジョン・パトリック・スミス[1] 4-6 7-5 10-6 井藤祐一/関口周一