10月8日(土)、有明コロシアム(江東区・有明)にてATP500『楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス』のシングルス準決勝2試合と、車いすテニスシングルス決勝が行われた。

第4シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)とクォン・スンウ(韓国)の戦いは、セットオールでファイナルに持ち込まれたタイトな展開を、サービスとフォアのスピードボールを繰り出すティアフォーが 6-2 0-6 6-4で制し、決勝進出を決めた。

ティアフォーは「とても良くできた。今週は楽しめているよ。ファイナルに進めたことはうれしいし、いい試合ができている。フリッツとはレーバーカップでも一緒だったし、テニス界では珍しく友情感じているんだ。明日の試合を楽しみにしている」と好調をアピールした。

フランシス・ティアフォー 写真/伊藤功巳

もう一方の準決勝は第7シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と第3シード、テイラー・フリッツ(アメリカ)の対戦は、シャポバロフが第1セットを先行するが、第2セットで決めどころのポイントが取りきれず、タイブレークを落としてファイナルセットへ。

ブレークを先行したのはシャポバロフだったが、フリッツは鋭いサービスと、堅実なストロークを随所に見せてブレークバックでイーブンに戻すと、4-3で迎えた第8ゲームをブレークし、6-3 6-7(5) 6-3 で制した。

シャポバロフは2大会連続の決勝進出ならず 写真/伊藤功巳

フリッツは韓国で新型コロナウィルス感染により、7日間の隔離ののち、試合当日、朝5時のフライトで来日した。この決勝進出により、初のトップ10入りも確定しており「信じられないくらいうれしい」と笑顔を見せる。

また、「ジュニアのとき大阪で優勝したことがあって、いい思い出がある。日本という国も、ここ東京も好きなんだ。人もいいし、食べ物も好き。でも今回は毎日試合ばかりしているので、もし勝ったら滞在を1日でも伸ばして何かできたらいい」と語る。

大会初の決勝進出と、トップ10入りを決めたフリッツ 写真/伊藤功巳

決勝は「(ティアフォーとは)16、17歳くらいの頃からライバルであり、友人でもある。試合は緊張感のある展開になると思うので、メンタルの準備をして臨みたい」と楽天オープン初優勝へ向けて意欲を見せた。

なお、男子シングルス決勝は16:30以降に行われる。

楽天ジャパンオープン
$2,108,110 ATP500 Japan Open
会場:有明テニスの森公園
オーダー・オブ・プレー


<<決勝>>
4]F・ティアフォー(アメリカ) vs T・フリッツ(アメリカ)

<<準決勝>>
[4]◎ティアフォー(アメリカ) 6-2 0-6 6-4 ●クォンスンウ(韓国)
[3]◎フリッツ(アメリカ) 6-3 6-7(5) 6-3 [7]●D・シャポバロフ(カナダ)

ドローnet
本戦ドローPDF

ダブルスドロー
予選ドロー
2012年、2014年のチャンピオン、錦織圭(ユニクロ)は不出場

取材/保坂明美 写真/伊藤功巳