1月12日(木)、 2023年最初のグランドスラム大会、「全豪オープン」の予選決勝ラウンドが行われ、綿貫陽介(24歳、フリー)が、予選第5シードのJ.バリジャス(ペルー)を6-3、6-4で破り予選突破した。
綿貫にとってはこれがグランドスラム大会で8度目の予選挑戦、見事初の本戦出場を決めた。
日比野菜緒(ブラス)は残念ながら予選第4シードのC.ブクサ(スペイン)に第1セット、合計5度のセットポイントを掴みながらそれが決められなかったことが響き、ストレート負けした。

全豪オープンのシングルス予選には男子は綿貫、野口莉央(明治安田生命)、杉田祐一(三菱電機)と内田海智(富士薬品)。
女子は日比野、土居美咲(ミキハウス)、本玉真唯(島津製作所)、内藤祐希(亀田製菓)の計8名が挑戦。
9日と10日に予選1回戦が行われ、男子は綿貫、野口、杉田。女子では土居、日比野、本玉の計6名が2回戦に勝ち進んでいたが、予選決勝ラウンドに進めたのは綿貫と日比野の二人だった。
予選は男女とも128ドロー、3試合勝ち抜いた男女各16名が本戦へ出場できる。

綿貫 8度目の挑戦 見事予選突破!
予選決勝ラウンド ハイライト動画視聴可能

【男子予選決勝ラウンド】
◎綿貫陽介 6-3 6-4 ●5]J.バリジャス(ペルー)
綿貫の予選決勝ラウンドハイライト動画
「予選突破!!
大会からシャンパンを頂きました🍾
皆様本当にありがとうございます!🥰」綿貫陽介インスタグラム

添田デ杯監督、長田トレーナー、綿貫陽介、綿貫コーチ、高田デ杯コーチ

予選突破の綿貫は本戦1回戦で世界45位のA・リンデルネック(フランス)と対戦する。

【予選2回戦】
2本のマッチポイントを逃れ逆転勝ち!!!!!!
◎綿貫陽介 4-6 7-6 (3) 6-3 ●M・ククシュキン(カザフスタン)
第1セットを落とし、第2セット3-5、ククシキンのサーブで 40-30のマッチポイント、綿貫のリターンはガシャり、弱々しく相手コートに!
決められた!!終わりと思ったが、
なんとそのチャンスボールをククシキンはグランドスマッシュをミスヒット、アウト!
大苦戦した予選2回戦のハイライト動画を視聴したいならば、1月11日、予選3日目の 「Match Schedule」をクリック、 綿貫の試合があったCourt 6 の第5試合、綿貫のスコアの下、「Highlights by Infosys」をクリックすると試合のデーターと共に「ハイライト動画」が視聴可能だ。

【予選1回戦】
◎綿貫陽介 6-4 6-2 ●P.セクリッチ(豪州)
綿貫の 予選1回戦ハイライト動画

【女子予選決勝ラウンド


●日比野菜緒 6-7(10) 2-6 ◎4]C・ブクサ(スペイン)
日比野、第1セット5-4,40-15から3度、6-5、40-30から2度のセットポイントを握っていたが、(日比野 予選決勝ラウンド ハイライト動画

本戦は、16日(月)から。男子は西岡良仁(ミキハウス)、とダニエル太郎(エイブル)、そして予選を勝ち抜いた綿貫陽介(フリー)。
女子は内島萌夏(安藤証券)が主催者推薦(アジア枠)で出場する。
大坂なおみ(フリー)は欠場、リハビリ中の錦織圭(ユニクロ)はエントリーしていない。

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記事:塚越亘/S.Kobayashi/E.Shingae photo W.Tsukagoshi/Canon EOS90D