2023年最初のグランドスラム大会、「全豪オープン」の予選2回戦が行われ、綿貫陽介(フリー)と日比野菜緒(ブラス)の二人が厳しい試合を勝ち抜け、予選決勝ラウンドに進出した。
第1セットを落とした綿貫は第2セットも2-5とリードされ、3-5相手のサーブでは2度のマッチポイントを握られたが逆転勝利した。
日比野菜緒は1,2回戦ともにファイナル・セットは6-6に縺れ、10ポント先取のスーパータイブレークを制して勝利した。

シングルス予選に出場した日本人プレーヤーは、男子は綿貫、野口莉央(明治安田生命)、杉田祐一(三菱電機)と内田海智(富士薬品)。
女子は日比野、土居美咲(ミキハウス)、本玉真唯(島津製作所)、内藤祐希(亀田製菓)の計8名。9日と10日に予選1回戦が行われ、男子は綿貫、野口、杉田。女子では土居、日比野、本玉の計6名が2回戦に勝ち進んでいた。
男女とも128ドロー、3試合勝ち抜いた男女各16名が本戦へ出場できる。綿貫と日比野は本戦入りまであと一つだ。

綿貫第1セット落とし2-5マッチポイント2本セーブ逆転勝ち
予選のハイライト動画視聴可能

例えば綿貫陽介の大苦戦した予選2回戦のハイライト動画を視聴したいならば、1月11日、予選3日目の 「Match Schedule」をクリック、 綿貫の試合があったCourt 6 の第5試合、綿貫のスコアの下、「Highlights by Infosys」をクリックすると試合のデーターと共に「ハイライト動画」が視聴可能だ。

【予選2回戦】
◎綿貫陽介 4-6 7-6 (3) 6-3 ●M・ククシュキン(カザフスタン)

2本のマッチポイントを逃れ逆転勝ち 本戦入りに王手をかけた綿貫陽介

【予選2回戦】
◎日比野菜緒 6-1 4-6 7-6 (10-3) ●M・ビョークルンド(スウェーデン)
7年連続の本戦出場に王手 「日比野 ハイライト動画

予選1回戦2回戦ともにファイナル・セットそして10ポイント先取タイブレークを制し本戦入りに王手

【予選2回戦】
●杉田祐一 3-6 6-3 3-6 ◎E・ナバ(アメリカ)
予選突破ならず 「杉田予選2回戦 ハイライト動画

【予選2回戦】
●本玉真唯 2-6 2-6 ◎21]E・マンドリク(アメリカ)
「本玉2回戦予選2回戦 ハイライト動画

【予選2回戦】
●野口莉央 3-6 4-6 ◎E・エスコベト(アメリカ)
初のグランドスラム大会に挑戦、1回戦に快勝した野口だったが(野口予選2回戦 ハイライト動画

【予選2回戦
●土居美咲 棄権 ◎14]L・ピガッシ(ブラジル)

本戦は、16日(月)から。男子は西岡良仁(ミキハウス)、とダニエル太郎(エイブル)、女子は内島萌夏(安藤証券)が主催者推薦(アジア枠)で出場する。
大坂なおみ(フリー)は欠場、リハビリ中の錦織圭(ユニクロ)はエントリーしていない。

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記事:塚越亘/S.Kobayashi/E.Shingae photo W.Tsukagoshi/Canon EOS90D