1月16日、2023年最初のグランドスラム大会、「全豪オープン」。 Day 1には、シングルスでは唯一の日本人女子選手となった、内島萌夏が出場した。

【女子1回戦
内島萌夏 62 36 16 ◎ベルナルダ・ペラ(アメリカ)

アジア・パシフィック枠の主催者推薦で初めてグランドスラム大会本戦に出場する内島は、WTAランキング41位のベルナルド・ペラ(アメリカ)と対戦した。

立ち上がり、ファーストゲームをブレークからスタートさせた内島は、キレの良いサーブからフォアハンドストロークでポイントを重ねていく。その後も攻撃の手を緩めず、第7ゲームで再度ブレークを果たし、6-2で第1セットを先取する。

第2セットもブレークスタートし、勢いに乗るかと思いきや、次のゲームで相手にブレークバックを許す。3ゲーム終了後、ペラはトレーナーを呼び、左足首の治療を施すと、ショットに安定感が生まれてくる。ファーストサーブの確率が上がると、これまで犯していたミスが減った。内島は第8ゲームでブレークを許すと、このセットを3-6で落とし、試合はファイナルセットへと持ち込まれた。

ここでもサーブから展開していくペラが、優位に試合を運ぶ。内島も粘りを見せるが、自分から打ちにいったショットでミスが出てしまい、第3、5ゲームでブレークされる。結局第1ゲームのサービスキープのみとなり、1-6の逆転負けを喫してグランドスラム初勝利とはならなかった。

内島は試合前半、速いサービス、コースの読みにくいフォアを随所に叩き込んで持ち味を見せたが、相手に対策されるようになったときの対策が見えなかった。とはいえ、今回が初めての大舞台、通用することとそうでなかったことを胸に刻み、今後の進化が期待される。

全豪オープン
予選:1/09 - 1/13 2023
本戦:1/16 - 1/29 2023
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Match Schedule(オーダー・オブ・プレー)
ドロー

【本戦】
男子ドロー
男子ドローATP版
女子ドロー

【予選】
男子は綿貫陽介、野口莉央、杉田祐一、内田海智
女子は日比野菜緒、土居美咲、本玉真唯、内藤祐希、計8名が挑戦

男子予選ドロー
男子予選ドローATP版
女子予選ドロー
第1セットを先取した内島萌夏だったが、ペラに逆転負けを喫した。
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