2月4日(土)〜5日(日)にブルボンビーンズドーム(兵庫県三木市)にて開催される『2023 デビスカップ by Rakuten 日本vsポーランド』ワールドグループ1プレーオフの組み合わせ抽選会が行われた。
添田豪(GODAI)監督のもと、ホームで戦う日本は、世界ランキング33位のエース、西岡良仁(ミキハウス)が、初日の初戦に登場し、ポーランドのNo.2であるダニエル・ミハルスキと対戦する。2試合目は日本のNo.2、ダニエル太郎(エイブル)とポーランドのエース、カツペル・ズクという対戦順となった。
2日目はマクラクラン勉(イカイ)/綿貫陽介(フリー)vsヤン・ジェリニスキ/ルカシュ・クボットのダブルスが第3試合、第4試合は西岡vsズクのエース対決、第5試合にダニエルvsミハルスキが行われる(※出場選手は変更の可能性も)。
ドロー抽選後に行われた記者会見で添田豪監督は、「ランキングどおりのメンツになった。お互い真っ向勝負のオープンな戦いになると思う。僕は誰が出ても勝てるメンバー選んでいるし、オーストラリアでもいい結果を出してきてこの大会に臨むので、結果も期待したいところ」と抱負を語る。
一方、ポーランドチームのM・ストルテンバーグ監督は「選手のランキングは日本チームを下回っているが、以前の5セットとは異なり、試合形式が3セットマッチと短くなっている。そういう意味で、全員にチャンスがあり、予測するのが難しく、楽しみなところ」と、国別対抗戦ならではの、エキサイティングな戦いを期待している。
■西岡良仁のコメント
「僕にとっても久々のデ杯。第1試合で戦うというプレッシャーや緊張があるかもしれないけれど、いいスタートをチームに届けたいと思います。今年に入ってから調子もずっと良く、(兵庫でも)良い状態が続いている。チームが勝利するために、必要なものは、やはり一試合一試合、個人がどれだけ全力を出せるかというところ。サッカーのようなチームスポーツではないので、あくまでも個人が大事で、その中でチームになっているかが大事。シングルもそうですが、ダブルスもそれぞれ全力を出すことで、他のメンバーにも良い影響を与えてくれると思います」
■ダニエル太郎のコメント
「ポーランドは若い選手も最近で始めていて、ランキングは200位台でも、いつ100位台に入ってもおかしくない選手がいるし、自分もそう捉えて戦いたいと思います。また、ヨッシーが言ったように、自分が自分の責務を全うしていくことで、他の人にいいエネルギーを与えたり、つながりが生まれ、チームになってくるのが結構ユニークところ。例えば少し自分が緊張していて苦労していたら、チームにこういう風に感じてるんだけど…と、手伝ってもらったりできれば、自分の弱点を補い、出さなきゃいけないものを出せる。普通の大会ではない、デ杯でしかできないものもあるので、そういうところをしっかり感じながら明日臨んでいきたいと思っています」
■綿貫陽介
「自分はダブルスのランキングが1269位ですが、(添田監督から)暴れてこいと言われたので、存分に暴れたいと思います。シングルスも何があるかわからないので、来年も含めて準備したいと思うし、勉に助けてもらいながら、自分のできる最大限のことをやりたいと思います」
■マクラクラン勉
「相手はいい結果を持っているけど、陽介も調子いいし、2人のプレーも慣れてきたので、いいいいプレーをして頑張りたいです」
■内田海智のコメント
「僕は出られるかわからないですが、この数日間できることを最大限やってきました。明日、明後日、チームはもちろん自分も準備していきたいと思います。個人的には出たいという思いはあったので、それを原動力に頑張っていきたい」
2023 デビスカップ by Rakuten 日本vsポーランド
■2月4日(土) 12:00〜
第1試合 西岡良仁 vs ダニエル・ミハルスキ
第2試合 ダニエル太郎 vs カツペル・ズク
■2月5日(日) 11:00〜
第3試合 綿貫陽介/マクラクラン勉 vs ヤン・ジェリニスキ/ルカシュ・クボット
第4試合 西岡良仁 vs カツペル・ズク
第5試合 ダニエル太郎 vs ダニエル・ミハルスキ
※キャプテンの意向で変更可能
観戦のチケット情報はこちらから
🇯🇵日本チーム
西岡良仁(ミキハウス) S33位 D292位
ダニエル太郎(エイブル)S108位 D--位
綿貫陽介(フリー)S114位 D1269位
内田海智(富士薬品)S196位 D183位
マクラクラン勉(イカイ)S--位 D79位
Captain 添田豪(公財日本テニス協会/GODAI)
🇵🇱ポーランドチーム
カツベル・ズク S255位 D391位
ダニエル・ミハルスキ S273位 D1280位
マクス・カスニコフスキ S383位 D759位
ヤン・ジェリニスキ S--位 D15位
ウカシュ・クボット S--位 D251位
Captain マリウシュ・フィルステンベルク
取材・写真/保坂明美