2月13日 ATP250「デルレイビーチ オープン」。シングルス1回戦が行われ、第5シードの西岡良仁(ミキハウス)が昨年のこの大会1回戦で負けている80位のO・オットー(独)を6-3、0-6、6-4のフルセットで破り2回戦に進んだ。勝利した西岡の次の対戦相手はダニエル太郎(エイブル)と56位のM・マクドナルド(米)の勝者。
西岡1回戦に勝ったことにより20ポイントゲット、毎日更新されるランキングでは31位と自己最高を記録、この大会の成績次第ではトップ20位台も見えてきた。

西岡良仁タフな試合に勝利 31位

【1回戦】
◎5]西岡良仁 6-3 0-6 6-4 ●O・オットー

錦織圭(ユニクロ)が18歳でツアー初優勝を飾ったこの大会。西岡も2020年には準優勝。2015年には19歳でベスト8になっている。
西岡はオープニングゲームでいきなりブレーク。
第9ゲームもブレークし6-3と好調な出だし。
さすが、全豪16強、日本のエースと思わせるプレーを見せる。
しかし第2セットの最初のゲームを落とすと、第3ゲームではスマッシュで決められるところを角度をつけた柔らかいボールで決めようとしたがネットするなど、プレーが全然嚙み合わなくなり0-6で落とす。

ザハルカ・コーチのTwitterではその日のナイトマッチはフロリダらしからぬ凄い寒さ。それとトップ4シード4人は1回戦は無く、2回戦から。
しかし西岡は第5シードで1回戦からでガッカリ。
全豪オープン、デ杯などを終わり緊張が緩んだか体調も今一つだったようだ。

ファイナル・セットも先に第5ゲームを落とす。
直ぐに追いつくが、第7ゲームを落とすなど ちぐはぐなプレー。
オットー、4-3、30-0と西岡ピンチ、
心配な展開だったが、ドロップボレー、ローボレーなどと決めて4-4とブレーク・バック。
しかし西岡15-40とまたまたまたピンチ。
3回のデュースの末に西岡が5-4とキープ。
4-5オットーのサーブでも30-0だったが、西岡は相手のドロップ・ショットを拾いボレーを決めるなどそこから4ポイント連取で勝ち切った。
さすが 西岡良仁!!!!!!

西岡良仁の1回戦は2:50から約3分
集中しずらいタフな試合を勝ち切た西岡良仁

アメリカでのツアーは以下の日程のように4月まで続く。(ヨーロッパではカタール、フランス、ドバイなど)。
2/20 ATP500 リオ オープン(クレー)
2/27 ATP500 アカプルコ
3/06 ATP1000 インディアンウエールズ
3/20 ATP1000 マイアミ・オープン

記事:塚越亘/塚越景子 photo デルレイビーチ オープン