『第37回テニス日本リーグ』の決勝トーナーメントが東京体育館にて開催され、2月18日(土)は、男女準決勝4試合、男子5・7位決定戦、女子5・6位決定戦が行われた。

*2月18日(土)の結果

ブルーブロック1位の橋本総業HDは、ノアインドアステージと対戦。第1試合のS2対決では、リー・ゼとルーキー原﨑朝陽が接戦を繰り広げる。第1セットはタイブレークで原﨑、第2セットはリーが奪取。セットオールのマッチタイブレークでは、リーがブレないメンタルとプレーで押し切り、1−0とする。S1の中川直樹も市川泰誠をストレートで破り、決勝進出を決めた。

橋本のリー・ゼは原﨑の勢いをベテランの境地で食い止めた。写真:伊藤功巳

イカイと三菱電機の対戦は、イカイのタイソン・キアットコウスキが杉田祐一に競り勝ち、三菱電機の清水悠太が徳田廉大に勝利し、1−1でダブルスにかかる。マクラクラン勉/柚木武のイカイペアは、第1セットダウンするも、次第にダブルス巧者らしさとサービスゲームの強さを見せる。マッチタイブレークを10-7と僅差で逃げ切り、2連覇へ王手をかけた。

準々決勝では体調不良でリタイヤしたマクラクラン勉だが、準決勝では勝利し、決勝進出を決めた。写真:伊藤功巳

女子は選手層の厚い橋本総業HD、島津製作所が、ノアインドアステージ、エームサービスをそれぞれ3−0で下して決勝へ。2018年以来の対戦となる。これまで決勝で6度対戦し、島津から4勝2敗。お互いプロ選手を揃えてきており、熱いバトルが期待される。

女子の出場者の中で最もランキングが高い島津製作所の本玉。写真:伊藤功巳

男子の5位は伊予銀行、マイシン、7位は明治安田生命、山喜。
女子の5位はリコー、6位は九州電力。

なお、19日(日)は、10:30から男女決勝、3位決定戦が行われる。
場所は東京体育館、入場は無料。

決勝トーナメント各コートの試合は、下記よりライブ配信される。

【第37回 テニス日本リーグ】 決勝トーナメント最終日 コート1 

【第37回 テニス日本リーグ】 決勝トーナメント最終日 コート2

【第37回 テニス日本リーグ】 決勝トーナメント最終日 コート3

【第37回 テニス日本リーグ】 決勝トーナメント最終日 コート4

構成/Tennis.jp (保坂明美) 写真/伊藤功巳