6月18日、ツアー下部大会、プエルトリコ・チャレンジャー。シングルス決勝で、元最高ランク世界4位の錦織圭(ユニクロ)は厳しい予選から勝ち上がってきた世界ランク1118位のマイケル・ゼン(米国,19歳)を6-2、7-5で下し、約1年8ヶ月ぶりの実戦復帰を、見事な優勝で飾った。
「自分でも驚いている、想像以上。
本当にこれ以上を望めないぐらいの結果が出た」。という錦織、
「早く帰りたい」と言うおとぼけコメントもサービス。
気になる今後の錦織の予定だが7月初旬からあと二つ下部大会に出場。その後はATP250アトランタ・オープン、ATP500ワシントンDCとツアー、そして8月下旬のUSオープン参戦を考えている。

錦織圭 優勝!!!
めちゃくちゃ危なかった‼慣れているけど
USオープン目指し頑張りたい

優勝直後 インタビュー

【決勝】
◎錦織圭 6-2 7-5 ●マイケル・ゼン
第1セットを取り、第2セットも5-2でサービング・フォ・ザ・マッチから苦戦した。
決勝の対戦相手は昨年のウィンブルドン・ジュニアで準優勝、この大会は予選からここまで勝ち上がってきた19歳のマイケル・ゼン(米国)。こんな劣勢でも決して諦めずプレーしてくる。
マッチポイントもあったが、5-5になってしまう。
「(こんな展開はいくつも経験し)慣れていますから」と言うが、最後はしっかりと優勝を勝ち取った。
(ごめんなさい修造くん、心が大きいから笑って許してくれると思うけど)松岡修造だったら逆転を許してしまいそうな展開だった。(1時間45分のノーカット動画はここ

ハイライト動画(1分)


ファンの皆さんへ感謝のメッセージ生メッセージはここ
「勝ちました。優勝しました。
みなさん、ありがとうございます。
2年弱かかりましたが、まずは第一歩として上出来だったのではないでしょうか。
支えてくれたチームのみんな、
かかわってくれた先生方、
スポンサーの方々、
これだけ待ってもらって、いまだにサポートを続けてくれてる方々、
本当にありがとうございます。
これをきっかけに、ツアーレベルに戻ってこれるように頑張ります。
みなさん、応援ありがとうございました」錦織圭

今後の錦織圭ツアー予定
7月3日:デトロイト・チャレンジャー
7月10日:シカゴ・チャレンジャー
7月24日:ATP250アトランタ
7月31日:ATP500ワシントンDC

8月28日:USオープン
プエルトリコ チャレンジャー
公式HP: Caribbean Open
06/12 - 06/18 2023
プエルトリコ現地時刻(時差-13)

オーダー・オブ・プレー

錦織圭、清水悠太本戦 上杉海斗予選出場
本戦ドロー

ダブルス 松井俊英/上杉海斗組準優勝。
第1セットを取り、第2セットも先にブレークしていたが雨の中断。タイブレークで惜敗。
ダブルスドロー

錦織圭の1回戦から決勝まで全ての試合はプエルトリコ・チャレンジャー内の「RESULTSのページ」、右はじにあるTVマークをクリックすると再視聴可能だ。

世界ランキング無しの錦織圭は1回戦を勝利し7ポイント獲得、1200位内に復活
8強決め 16ポイント =>895位
4強 30ポイント =>731位
準決勝進出 50ポイント =>607位
優勝 75ポイント =>492位

https://www.instagram.com/p/CtpoYl-rfC4/

記事:塚越亘/塚越景子 photo 錦織圭 インスタグラム