7月14日、ウィンブルドンの男子決勝は第一シードのアルカラス対(20歳)対第二シードのジョコビッチ(36歳)の新旧対戦となった。
アメリカでのツアー下部大会「シカゴ・チャレンジャー」でも新旧対決が行われた。準々決勝で33歳の錦織圭(ユニクロ)がアメリカ期待の18歳、A・ミケルセン(250位)に 6-7(13-15)、 6-3、 1-6 で敗れた。
第1セットは錦織が第3ゲームを先にブレーク、5-4とサービング・フォ・ザ・セットだった。
タイブレークでも3度セットポイントを掴んだが13-15で落とす。
ネットが揺れるほど風も強く良いコンディションではなかった。
それでも第2セットは、先にサーブを落としたが、6-3で取り返えした。
さすが錦織圭、ここからは経験の差で有利と思えたファイナル・セットだったが18歳は諦めなかった。
錦織の調子も上がらない。
先にブレークされ0-3。1-4のサーブもブレークを許し1-5。と大ピンチ!!!!!!
意地を見せ0-40とブレーク・チャンスを掴むがミケルセンは3度とも積極的なプレーで凌ぎ、元世界ランキング4位の錦織に2時間36分の激闘の末に勝ち切った。
錦織は、6月に1年8ヶ月ぶりにツアー復帰、「プエルトリコ・チャレンジャー」で優勝。
復帰第二戦は先週の「デトロイト・チャレンジャー」、2回戦で元世界ランキング50位台のクドラ(アメリカ)に敗戦。
今大会は復帰三戦目だった。
今後の予定は、7月24日開幕のATP250アトランタ・オープンに出場、31日からはATP500ワシントンDC大会。さらに、8月開幕のグランドスラム大会、USオープンの出場も見据えている。
清水悠太(三菱電機)がユング・ジェイソン(台湾)を6-2、7-5のストレートで破り、チャレンジャー大会で今季三度目の4強となった。準決勝で第7シードのムぺシ ペリカール(フランス、20歳)と対戦する。
錦織圭「調子が今一つ上がらなかった」
「悔しい。
プレーもそんなに良くなかった。
自分の中で納得いかない部分が多かった」
【準々決勝】ハイライト動画
●錦織圭 6-7(13) 6-3 1-6 ◎J・ミケルセン
公式HP: Chicago Men's Challenger
07/10 - 07/16 2023
シカゴ 現地時刻(時差-14)
オーダー・オブ・プレー
錦織圭、内山靖崇、清水悠太出場
本戦ドロー
内山組、清水組共にダブルス8強
ダブルスドロー
守屋宏紀予選から挑戦
予選ドロー
チャレンジャーの試合はATPのサイト内にある、「ATPチャレンジャーTV」で生視聴可能だ。
見逃した場合はシカゴ・チャレンジャー内の「RESULTSのページ」、右はじにあるTVマークをクリックすると再視聴可能だ。
錦織の試合はWOWOWオンデマンドでも視聴可能
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記事:塚越亘/塚越景子 photo ユニクロ