8月28日(月)から始まる 「USオープン」本戦。錦織圭(ユニクロ)はプロテクトランキングで出場、1回戦で予選勝者と対戦する。
西岡良仁(ミキハウス)は最高ランキング3位だった試合巧者のS・ワウリンカ(スイス)と対戦する厳しいドローとなった。ワウリンカはUSオープン、全仏オープン、全豪オープンと三つのグランドスラム大会に優勝したことのあるファイター。好試合が期待さる。
綿貫陽介(フリー)は第22シードのA・マナリノ(フランス)と対戦する。綿貫はエントリー締切時点(6週間前)ではウェイテングリストの10番目ぐらいだった。それが予選が始まる1週間前には1アウト(ウェイテングリスト1番目)に繰り上がり、8月18日には出場予定だった世界ランク37位の選手が欠場を決めたので綿貫が初めてグランドスラム大会にストレートインできた。綿貫の攻撃力がマナリノの守備力をどのようにして崩していくか、楽しみな一戦だ。
錦織圭 左膝痛!! 出場微妙!!!!!
「何日か調整して決める」
2年ぶりのグランドスラム大会に出場の錦織だが、
「左膝の痛みのため、
出られるかどうか定かではない。
何日か調整して決める」と。
長期ツアーから離脱していた錦織、6月に1年8ヶ月ぶりに下部ツアーで復帰、優勝。7月にはツアーのアトランタ・オープンで8強になる。しかし準々決勝で左膝を痛めその後のツアー大会を欠場。2年ぶりのグランドスラム大会復帰戦となるUSオープン出場に向けて回復に専念してきていた。
錦織が出場できれば1回戦の対戦相手は予選勝者。
ダニエル太郎が予選突破、島袋将(有沢製作所)は予選決勝ラウンドに進出しているので彼らと対戦の可能性も残されている。
錦織、順当に勝ち進めば3回戦は2021年USオープンチャンピオンの第3シード、ダニル・メドベージェフ(ロシア)と対戦になる。
ダニエル太郎予選突破!!!!!!
島袋将、内島萌夏、坂詰姫野 本戦入りまであと一つ
予選には男子はダニエル太郎(エイブル)、島袋将(有沢製作所)、望月慎太郎(IMG アカデミー)、内田海智(富士薬品)、清水悠太(三菱電機)の5人。
女子は日比野菜緒(ブラス)、内島萌夏(安藤証券)、本玉真唯(島津製作所)、坂詰姫野(橋本総業)、加治遥(島津製作所)の5人。計10名の日本人選手が挑戦した。
ダニエル太郎が予選決勝ラウンドでF.コメサン(アルゼンチン)をストレートで破り、4年連続7度目の本戦出場を決めた。
男子の島袋将と女子の内島萌夏、坂詰姫野は予選を2回勝ち、予選決勝ラウンドに進んだ。
賞金総額$65,000,000(約95億円)
シングルス賞金(男女同額)
優勝:$3,000,000(約4.5億円)
準優勝:$1,500,000(約2.2億円)
1回戦:$81,500(約1200万円)
予選決勝ラウンド:$45,000(約650万円)
予選1回戦:$22,000(約310万円)
賞金ブレークダウン
会場:USTA Billie Jean King ナショナルテニスセンター
NY現地時刻 (時差-13時間)
本戦:8/28 - 9/10,2023
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
大会日程
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予選ATPドロー
女子本戦ドロー 女子予選ドロー
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記事:塚越亘/塚越景子 photo アトランタオープン