9月30日 「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」、ダブルス決勝が行われ、穂積絵莉(日本住宅ローン)/二宮真琴(エディオン)組は第2セットで二つのチャンピオンシップポイントがあったがU・アイケリ(ノルウェー)/I・ニール(エストニア)組に6-3,5-7,ファイナル・セットタイブレークを5-11で落とし逆転負けを喫した。
穂積絵莉二宮真琴組
【ダブルス決勝】
●二宮真琴/穂積絵莉 6-3 5-7 [5-11] ◎ニール/アイケリ
2週間前のWTA250ジャパンオープン大阪では4強、前週のWTA250広州では準優勝の穂積/二宮組、二人のペアは2018年の全仏オープンでは準優勝している。
東レPPO1回戦ではUSオープン優勝の第1シードのペアに勝っている。
対戦相手のアイケリ/ニール組は準々決勝で第2シードの青山修子/柴原瑛菜組を破っている。決勝は好調ペアの対戦となった。
第1セット
第5ゲーム、相手のダブルフォルトなどもあり、15-40とブレーク・チャンス、
フォアのクロスロブで相手のミスを誘い、先にブレーク3-2とリード。
しかしブレーク・バックされ3-3。
第7ゲーム、リターン・エースを2本決め また4-3とブレーク。
二宮は15で5-3とキープする。
穂積はリターンを前衛にアタック、ミスを誘い、第1セットを6-3で取った。
第2セット
最初のゲームで0-40とピンチ、そこから4ポイント連取でキープすると、
第4ゲーム、15で先にブレーク、3-1とリードする。
しかしまた直ぐにデュース後にサーブを落とす。
ブレーク合戦になるが、5-4とキープ。
相手のサーブで真中を抜き、30-30
スマッシュを決め、30-40とチャンピオンシップポイントを掴む。
混戦を良く拾うが、デュース。
二つ目のチャンピオンシップポイントはあったがボレーを決められ5-5。
サーブを落とし5-6。
6-6にするブレーク・ポイントがあったが、相手が粘り強くキープし、第2セットを7-5で取る。
ファイナル・セットは10ポイント先取のスーパータイブレークに。
リターン・エースを決められるなど0-3となるが、3-3に追いつく。
5-6までミニブレーク数は並ぶが、そこで痛いダブルフォルト。
ポーチに出られるなど相手のペースになり、5-11で勝負がついた。
アイケリ/ニール組は準決勝に続きマッチポイントを逃れスーパータイブレークの接戦の末に勝利を掴んだ。
公式HP:東レPPO
WTA HP:WTA500 TOKYO
10/25 - 10/01 2023
オーダー・オブ・プレー
本戦ドロー日本語版
本戦ドロー
ダブルス 青山/柴原組、穂積/二宮組、加藤組など参戦
ダブルスドロー
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日本女子ダブルス ランキング
(2023/09/25付)
【トップ 300】
14位 青山修子(近藤乳業)
17位 柴原瑛菜(橋本総業)
31位 加藤未唯(ザイマックス)
62位 二宮真琴(エディオン)
63位 穂積絵莉(日本住宅ローン)
121位 日比野菜緒(ブラス)
127位 本玉真唯(島津製作所)
151位 内島萌夏(安藤証券)
206位 小堀桃子(橋本総業)
218位 瀬間詠里花(橋本総業)
230位 林恵里奈(セーレン)
270位 荒川晴菜(SBCメディカル)
278位 今村咲(EMシステムズ)
281位 川口夏実(町田LTC)
285位 伊藤あおい(EMシステムズ)
WTA ダブルス ランキング
記事:塚越亘/塚越景子 photo鯉沼宣之