今週は中国でATP1000「ロレックス上海マスターズ」がおこなわれている。
日本人選手は、西岡良仁(ミキハウス)、綿貫陽介(フリー)、ダニエル太郎(エイブル)の3名が本戦ストレートイン。
1回戦が行われ、西岡はD・アルトマイヤー(ドイツ)を6-4, 3-6, 7-6 (2)のフルセットで制し、綿貫もワイルドカードのS・ジュンチェン(中国)を7-6 (7), 4-6, 6-4と共に3時間に及ぶフルセットの激闘を制し勝利した。ダニエルは予選勝者のD・スウィーニー(オーストラリア)に2-6, 3-6で敗れた。
勝利した西岡は2回戦で第8シードのC・ルード(ノルウェー)と、綿貫は2回戦で、第7シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。
予選には島袋将(有沢製作所)、望月慎太郎(IMGアカデミー)、内田海智(富士薬品)、内山靖崇(積水化学工業)、守屋宏紀(安藤証券)の5名が戦った。内山が予選決勝ラウンドに進出したがツェン・チュンシン(台湾)に、6-7(4), 6-4, 3-6 で惜敗した。

綿貫陽介中国期待の18歳破る

前週行われた第19回アジア大会のテニスで銀メダルの綿貫陽介。
アジア大会決勝では第1シードでATPランキング60位のジャン・ジジェン(中国)に4-6, 6-7 (7)で敗れたが、
ここ上海マスターズでは中国期待の18歳、ATPランキング156位 シャン・ジュンチェン(中国)を7-6 (7), 4-6, 6-4の大接戦の末に破った。

綿貫陽介の試合ハイライト動画は4:35から

WOWOWオンデマンド 1回戦から生配信
GAORA 12日(木) ~15日(日) 生中継

16日からジャパンオープン
錦織圭の出場は❓

10月16日(月)から22日(日)まで「木下グループジャパンオープン2023」が行われる。
2012年、2014年のチャンピオン、錦織圭(ユニクロ)は過去10回「ジャパンオープン」に出場している。
そのうち2回優勝、1回準優勝(2018年メドベージェフに敗れる)しているが、今年の大会は出場するのだろうか?
本戦には西岡良仁(ミキハウス)がダイレクトイン、錦織圭(ユニクロ)がプロテクトランキングでエントリーしている。

木下グループジャパンオープン2023
$2,178,980 ATP500 Japan Open
会場:有明テニスの森公園
予選: 10/14(土)〜15(日)
本戦: 10/16(月)〜22(日)
車いすテニス: 10/18(水)〜20(金)

ライブスコア
オーダー・オブ・プレー(10/14から)

ドロー(10/14に発表)

日本人男子トップ500 ATPランキング
(2023/10/2 付け)
48位 西岡良仁(ミキハウス)
79位 綿貫陽介(フリー)
97位 ダニエル太郎(エイブル)
135位 島袋将(有沢製作所)
201位 望月慎太郎(IMG アカデミー)
246位 清水悠太(三菱電機)
270位 内田海智(富士薬品)
277位 野口莉央(明治安田生命)
334位 中川直樹(橋本総業)
351位 内山靖崇(積水化学工業)
358位 錦織圭(ユニクロ)
368位 守屋宏紀(安藤証券)
439位 高橋悠介(三菱電機)
500位 望月勇希(エキスパート シズオカ)
全日本人 男子ATPランキング(2023/10/2)
最新予想ATPランキング(毎日更新)

記事:塚越亘 塚越景子 写真/Rolex Shanghai Masters<