無敗で1STステージを終えた橋本総業ホールディングスのシングルス1、坂詰姫野。 写真:伊藤功巳

実業団の団体戦「第38回テニス日本リーグ」の1stステージが、横浜国際プールとブルボンビーンズドームで行われた。男子は18チームが12月7日から10日の4日間、女子は12チームが8日から10日の3日間にわたり熱い戦いを繰り広げた。

三菱電機のシングルス2の高橋悠介。三菱は4勝0敗と安定した戦いぶり。写真:伊藤功巳

男子は、イカイ、橋本総業ホールディングス、三菱電機など上位チームが無敗、昨年決勝トーナメント進出を逃したレック興発が3勝0敗と好スタートを切った。また、ノアインドアステージと伊予銀行の対戦は、接戦の末に伊予銀行が勝利し、2チームとも3勝1敗で1stステージを終えている。

<男子レッドブロック結果>
橋本総業ホールディングス 4勝0敗
三菱電機 4勝0敗
マイシン 2勝2敗
明治安田生命 2勝2敗
エキスパートパワーシズオカ 2勝1敗
ルーセントアスリートワークス 1勝2敗
リコー 1勝2敗
協和キリン 0勝3敗
伊勢久 0勝4敗

<男子ブルーブロック結果>
イカイ 4勝0敗
レック興発 3勝0敗
ノアインドアステージ 3勝1敗
伊予銀行 3勝1敗
JR北海道 1勝2敗
山喜 1勝3敗
九州電力 1勝3敗
村田精工 0勝3敗
MS&AD三井住友海上 0勝3敗

橋本総業ホールディングスの監督に就任した伊藤竜馬(左)と岡村恭香。写真:伊藤功巳

女子は波乱が起こった。前回覇者の島津製作所が1敗を喫した。その相手は橋本総業。実は昨年準優勝している橋本総業ホールディングスは、今回「橋本総業ホールディングス」と「橋本総業」の2チームが出場している。「橋本総業」は全国実業団対抗テニストーナメントで優勝し、日本リーグ出場権を獲得した。昇格したチームではあるが、瀬間詠里花や大前綾希子など日本リーグを熟知している選手を擁するプロで構成されたチームで、今大会の台風の目になることは間違いない。

<女子レッドブロック結果>
橋本総業ホールディングス 3勝0敗
リコー 3勝0敗
エームサービス 1勝2敗
フクシマガリレイ 1勝2敗
センコーグループ 1勝2敗
MS&AD三井住友海上 0勝3敗

<女子ブルーブロック結果>
ノアインドアステージ 3勝0敗
橋本総業 3勝0敗
島津製作所 2勝1敗
テニスユニバース 1勝2敗
九州電力 0勝3敗
明治安田生命 0勝3敗

<大会スケジュール/会場>
●セカンドステージ/横浜国際プールテニスコート、ブルボンビーンズドーム
男子/2024年1月17日(水)~21日(日)
女子/2024年1月20日(土)~21日(日)
●決勝トーナメント/東京体育館
男子&女子/2024年2月16日(金)~18日(日)

文/赤松恵珠子 写真/伊藤功巳