全米オープンが米国、ニューヨークで開催。7日、車いすの部の男子シングルス決勝で、第1シードの国枝慎吾(30歳)がグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦し7-6(0)、6-4で勝利し4度目の優勝を果たした。また全米単複2冠を達成。全豪、全仏に続いて、今年のグランドスラムのシングルスは3勝目し年間グランドスラム達成した。ダブルスのみ開催のウインブルドンも優勝している。
また車いすの部の女子シングルス決勝では、第1シードの上地結衣(20歳)がアニエク・ファンクォト(オランダ)と対戦し6-3 6-3でで勝利し全米オープン単複2冠を達成した。上地は今年のグランドスラムの全種目で決勝進出を果たし、全仏、ウインブルドン、全米と獲得。ダブルスでは年間グランドスラムを達成した。
国枝はブログにて「初戦から決勝まで、最高のプレーとはいきませんでしたが、その中で自分に何ができるかという部分で戦えた結果です。若手の成長も著しく、更に激しい争いになってきました。彼等にとっての壁となるべく一層精進していきたいと思います」とコメントしている。
記事:長嶋秀和