2日、女子テニスツアーのモンテレイ・オープンはシングルス2回戦が行われ、クルム伊達公子(43歳)がティメア・バボシュ(20歳、ハンガリー)と対戦、6-4、6-7(4)、6-4と2時間18分にも及んだ接戦を制し、今季2度目となるツアー大会ベスト8進出を決めた。
今大会の1回戦で第1シードのフラビア・ペンネッタ(32歳、イタリア)にストレート勝ちを収めていたクルム伊達、この日の試合では第1セットから6本ものブレークピンチに直面しながらも、1度しかブレークを許さない我慢のテニスからチャンスを見出し、2度のブレークを奪って先制。第2セットのタイブレークでは、一時4-3とリードを奪ったものの逆転を許し、試合はファイナルセットへ。
第3セットに入るとお互いにブレークチャンスがない展開となるが、ワンチャンスを生かしたクルム伊達がブレークに成功、そのまま逃げ切り勝利。今年1月のパタヤ・オープン以来となるベスト8進出を決めた。
クルム伊達は準々決勝で、第8シードのモニカ・プイグ(20歳、プエルトリコ)とニコル・ギブス(21歳、米国)の勝者とベスト4進出をかけて対戦する。