カナダ・モントリオールで開催されているATP1000のマスターズ大会、ロジャーズ・カップ(ハードコート)。15日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク4位、第4シードの錦織圭(25歳、日清食品)は、世界ランク9位のラファエル・ナダル(29歳、スペイン)と対戦し6-2、6-4で勝利し、準決勝進出を果たした。
錦織圭は、ファーストサービスが入った時のポイント取得率は80%、サービスエース5本、4度のブレイクを果たしグランドスラム14勝、元世界ランク1位のナダルに初勝利を果たした。準決勝でアンディ・マレー(英国)とジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)の勝者と対戦する。試合時間は1時間22分。
「全部良かったですね。リターンが良かったのでストロークで主導権握れた。良いテニスが出来ているので集中力をたもっと思い切ってプレーする事が大事だと思います。」
先週ツアー大会今季3勝目、通算10勝目を果たしている錦織はナダルとの対戦成績を1勝7敗とした。
記事:長嶋秀和