10月6日(火) 第2日、リシャール・ガスケ(フランス)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が敗退した。今大会連覇を目指す第2シードの錦織圭(25歳、日清食品)と同じくボトムハーフのシード選手。
本戦2日目の有明コロシアムにシングルス、最終試合に登場したのは今季のウィンブルドンでベスト4の活躍を果たしている第4シード、世界ランク11位、リシャール・ガスケ(フランス)は、同ランク22位のロベルト・バウティスタ・アグート(27歳、スペイン)と対戦し4-6、1-6で敗退した。怪我により全米オープン準々決勝以来の試合だった。
また第8シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はブノワ・ペール(26歳、フランス)と対戦し、13度のブレークポイントで1度のブレークしか生かせずに4-6、6-3、1-6で惜敗した。ペールは全米オープンの1回戦で錦織圭にフルセットで勝利しベスト16進出を果たしている。
またトップハーフでは大会第5シードの世界ランク12位、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)も、同ランク43位のジレ・ミュラー(ルクセンブルク)に2-6、3-6で敗退したが、第1シードのスタン・ワウリンカ(30歳、スイス)はラデク・ステパネク(36歳、チェコ)に勝利、第3シードのジル・シモン(フランス)も勝利し2回戦進出を果たした。
ワウリンカは2回戦で西岡良仁(20歳、ヨネックス)にフルセットの末に勝利した、世界ランク127位、伊藤竜馬(27歳、北日本物産)と対戦する。
またダブルスの1回戦では内山靖崇(23歳、北日本物産)とオースティン・クライチェク(米国)のペアは全米オープン優勝、第2シードのピエール=ユーグ・エルベール(フランス)、ニコラ・マウ(フランス)のペアと対戦し4-6、6-7(4)で惜敗した。
記事:長嶋秀和