オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベンのクイーンズランド テニス センターにて開催されているITF国際大会、ブリスベン女子2万5千ドル大会(ハードコート)。21日、1回戦が行われ世界ランク231位、第4シードの江口実沙(23歳、北日本物産)は同ランク316位、ピア・ケーニッヒ(22歳、オーストリア)と対戦し6-1、5-7、6-1で勝利し2回戦進出を果たした。
江口実沙は先週オーストラリアのトゥーンバで開催された女子2万5千ドル大会において決勝に進出、スザンヌ・セリック(スウェーデン)と対戦し7-6(6)、7-5のストレートで勝利し今季初の優勝、穂積絵莉(エモテント)とのダブルスも優勝し、単複2冠を達成を果たしている。
昨年WTAツアーベストに8進出、全日本選手権優勝と活躍した江口実沙は、昨シーズンの国際大会バーニー(5万ドル)とポートピリー(1.5万ドル)に続きオーストラリアでは3度目の優勝となった。
江口はブログで「今日はシングルスの決勝でした。7-6(6),7-5で勝って優勝しました! とにかく勝てたことが嬉しいです。
今年は本当に上手く行かなくて、何度も投げ出しそうになったけど、その度に支えてくれた、コーチの茶圓さん、ナショナルコーチの吉川さん、フィジカルトレーナーの北村さん。
いつも話を聞いてくれて背中を押してくれた健太郎さん、何も言わずに応援してくれてた家族、そしていつもコメントをくれるファンの方々…言いだしたらキリがないですが、本当にたくさんの方に支えられて、腐らずにやってこれました!!」と優勝の喜びを語っている。
また今大会には第1シードの穂積と第5シードの瀬間詠里花も出場している。美濃越舞は1回戦で敗退、瀬間友里加は予選1回戦で敗退している。
同会場で開催されているオーストラリア・フューチャーズではサンティラン昌が第5シードと対戦しフルセットの惜敗、田沼諒太は第1シードのルーク・サビル(オーストラリア)と対戦する。乾祐一郎は予選の1回戦で敗退している。
記事:長嶋秀和
写真:プロテニスプレーヤー江口実沙オフィシャルブログより