「決勝トーナメントでたくさんのお客さんの前で全力のプレーをして、その喜びを噛み締めたいと思います。」
そう語るのは怪我で選手活動に苦労する日々が続く斉藤貴史(21歳、Team REC)。今週の金曜日からはテニスの日本リーグ、決勝トーナメントが東京体育館で行なわれます。
日本リーグとは1986年から始まった日本テニス協会が主催するテニスの団体戦。
「厳しい中で自分を奮い立たせることが出来たのも、Team REC始め、自分をサポートしてくれる方々、そして色んな出会いのおかげです。」と語る斉藤貴史はジュニア時代にレイトン・ヒューイット(オーストラリア)が優勝、錦織圭も準優勝した経験のあるオランダのレーワルデンで開催されたウインドミル・カップで優勝を果たしている。ジュニアを卒業後は全日本選手権でベスト4にも進出している。
怪我から復帰途上の現状で「自分のプレーを取り戻す為に地道な日々が少し続くと思いますが、それに耐えられるような感銘を受けられる、いいトーナメントにしたいと思います。」と日本リーグに向けて抱負を語っている。