今週から始まった世界ツアー下部大会のダンロップ スリクソンワールドチャレンジ。男女共催の大会が豊田市で行われている。
来年1月15日から始まる全豪オープンの出場資格は6週間前のランキングで決定。グランドスラム大会を目指すプレーヤー達はここでランキングを上げたいところだ。
男子、日本人プレーヤーでは第3シードの伊藤竜馬(北日本物産)が予選突破の江原弘泰(日清紡HD)を6-2,6-1で破り、8強入り。
本日12:50より準決勝進出をかけてH.Hurkacz(POL)と対戦する。
内山靖崇(北日本物産)は第5シードのJ. MILLMAN(AUS)とマッチポイントを取り合う激戦を見せるも、6-7(5) 7-6(11) 6-7(9)で敗退。
添田豪(GODAI)、今井慎太郎(東通産業)、清水悠太(イカイ)も残念ながら2回戦で姿を消した。
第1シードのダニエル太郎(エイブル)は1回戦で今井に敗れ、今シーズンを終えた。
ダブルスでは、内山靖崇/マクラクラン勉ペアが6-4,6-1で高橋悠介/L.Zhe(CHN)ペアを下し、4強入り。
準決勝で本日、M.PURCELL/A.WHITTINGTON(共にAUS)と対戦。
同じく4強になった39歳の松井俊英/C.Yi(TPE)ペアは、1回戦でダニエル太郎/伊藤竜馬ペアを破ったR. GONZALES/C. RUNGKATペアと対戦する。
内山靖崇/マクラクラン勉は、今年9月のデ杯ブラジル戦で初めてペアを組みデビュー。
続く10月の楽天ジャパン・オープンでは今年のUSオープンダブルス優勝ペアなどを破り優勝。先週の兵庫ノアチャレンジャーでも第1シード、第3シード、第4シードと格上のペアを次々と破って優勝した。今年勢いのある二人である。
女子シングルス8強 ダブルス4強
女子シングルスでは、今年全日本選手権で優勝した今西美晴(島津製作所)、加治遥(島津製作所)、波形純理(伊予銀行)が8強に。
ダブルスでは波形純理/K.Lykina (RUS) ペア、藤原里華/清水綾乃ペア、西本恵/吉冨愛子ペアが4強になった。
記事:塚越景子/塚越亘 写真:鯉沼宣之/TennisJapan/ダンロップ スリクソン ワールドチャレンジ/大澤泰紀