錦織圭(日清食品)がデニス・シャポバロフ(カナダ)に7-6(3)、3-6、1-6で逆転負けした。
シャポバロフは昨年のUSオープンで予選から勝ち上がり16強になったプレーヤー。まだ18歳だが堂々とトップ50。45位だ。
試合後の会見では「暑さもあり、体調は万全ではなかったが彼のプレーが良かった」と相手を称える錦織。
試合前、昼の練習も急遽キャンセル、どうやらメキシコのウイルス風邪か?体調を崩しているようだった。
第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が棄権したため、予選決勝で敗れたダニエル太郎がラッキールーザーで本戦に出場したが、1回戦で38位のフェシリアーノ・ロペス(スペイン)に6-4、3-6、4-6で惜敗した。
錦織圭 体調不良ながら2時間20分戦う
第1セット
オープニングゲームで錦織にブレーク・チャンスが二つあったが。
一方錦織も第4ゲームでブレーク・ポイントを二つ握られるがキープする。
キープが続きタイブレークに
最初のポイント、シャポバロフのフォアが僅かにワイド。
第4ポイント、シャポバロフはダブルフォルト、錦織が2ミニ・ブレークし、4-0。
エース級のサーブを決め5-2。
シャポバロフのセカンド・サーブを錦織はナイスリターンで決め、6-2
Tへナイスサーブを決め錦織はタイブレークを7-3で取る。
第2セット
30-40からバックがロングにして、錦織はオープンング・ゲームを落とす。
元気の出てきたシャポバロフはラブでキープ、2-0。
第4ゲーム、30-40から3度ブレーク・チャンスをつかみ、
ダブルフォルトで錦織がブレークに成功、2-2とする。
体調が万全でないようで、ブレークしたものの錦織はバックフェンスに手をかけ苦しそうに呼吸する。
第5ゲーム、錦織サーブで30-40、
11回目のフォアはネットで2-3となる。
第8ゲームでブレーク・チャンスが三つあったが、シャポバロフにキープされ3-5。
40-15だったが、サーブを落とし、3-6。
体調が悪そうだ。
ファイナル・セット
第2ゲームを落とし0-2になる。
第3ゲーム、思うようなプレーができず、フェンスにラケットを!
ウォーニングを取られる。
シャポバロフにラブでキープされ0-3。
5回のデュースの末にキープし、1-3と踏ん張る。
第5ゲームでもブレーク・バックのチャンスが2回あったが、シャポバロフがキープ、1-4。
錦織、15-40からのサーブ&ボレーはロング、1-5。
5-1、シャポバロフのサービング・フォ・ザ・マッチ、
15でキープされ、錦織は残念ながら敗退した。
次の大会はATP1000インディアンウエールズだ。
$1,789,445 ATP500 Acapulco OPEN
期間:2/26-3/03,2018
会場:Acapulco Princess Mundo Imperial
アカプルコ現地時刻(時差-15時間)
シングルスドロー
ダニエル太郎予選決勝惜敗ラッキールーザーで本戦入り
予選ドロー
マクラクラン勉/MONROE(USA)組 出場
ダブルスドロー
2017年8月、ATP1000シンシナティでの練習中に右手首を痛めツアーから離れる。
2018年1月23日、ツアー下部大会、ニューポートビーチ・チャレンジャーでツアー復帰、1回戦負け。
2018年2月3日、翌週ダラス・チャレンジャーで復帰後初優勝を飾る。
2018年2月13日、NEW YORK OPENナイトマッチでATPツアー復帰、2月17日ベスト4となる。
錦織のATPツアー復帰は8月のATP1000カナダオープン2回戦対モンフィス(フランス)以来
記事:塚越亘/塚越景子 写真佐藤ひろし/TennisJapan