3月1日 アラブ首長国連邦、ドバイで行われている男子テニス、ドバイ・ デューティ・フリー・テニス・チャンピオンシップス。
シングルス準々決勝が行われ、杉田祐一(三菱電機)は第2シード、24歳、フランスのリュカ・プイユに 6-3, 3-6, 2-6 と競り合うものの敗れ、残念ながらATP500で初のベスト4進出はならなかった。
西岡良仁は1回戦でフランスのB.PAIREに7-5, 4-6, 1-6 と逆転負けした。
杉田祐一 準々決勝粘り強く戦ったが
第1セット
杉田、第2ゲームをブレークして2-0。
杉田のフォアが深く良い。サーブもキープし、3-0。
3-1、杉田0-30からキープで4-1。
杉田5-2リード。
デュース後、プイユのサーブながら、フォアのクロスパスを決めてセットポイントがあったが、プイユがキープ。
5-3、杉田40-15とセットポイント、
プイユのリターンはネット、杉田6-3で第1セットを取る。
第2セット
ブレーク・ポイントをセーブし、ナイス・キープの杉田1-1。
プイユもブレーク・ポイントをセーブして踏ん張る。杉田から1-2。
12回目のラリー、プイユのフォアのクロスを決められ杉田サーブをダウン、杉田1-3。
プイユ、ラブでキープ、プイユから4-1。
プイユのサービング・フォ・ザ・セット。
デュース後に杉田はブレーク・ポイントを握るが、サービス・エースとサービス・エース級のサーブを決められてしまう。
プイユ6-3で取り返す。
ファイナル・セット
杉田は積極的なプレーで攻めるが、ロブをタイミング良く決められなど、最初のサーブをブレークされる。
第3ゲーム、競り合うもののデュースの末にブレークされる。杉田から0-3となってしまう。
30-30からネットプレーで40-30、
ドロップ・ショットからバックのダウン・ザ・ラインのパスを決めるプイユ。
流れはプイユ、4-0。
プイユは思い切り大胆にストレートにリターン・エース、
リターンから前につくなど、杉田サーブで30-40とプイユはブレーク・ポイントをつかむ。
ここを落とすと0-5となってしまう場面だが、杉田はパスを決めデュースに持ち込む。
しっかりとキープ、諦めないのが杉田の強さだ。1ゲーム取り、1-4。
0-30とする。
デュース後だがブレーク・ポイントを掴む
ラリー戦、深いボールで遂にブレーク・バックする。杉田の2-4。
16回のラリー、逆をつかれたり、深いリターンで、杉田15-40とピンチ!
深いストロークを打たれ、サーブのキープを失敗する。2-5。
プイユのサーブ、30-40と踏ん張る杉田。
ブレーク・ポイントだが、プイユは14本目のサービス・エースでデュースに持ち込む。
最初のマッチポイント、杉田はクロスパスで逃れる。
ショート・バウンドのフォアをオープンに決められ、2本目のマッチポイント
Tへサービス・エースを決められ杉田は惜敗してしまった。
最後の最後まで戦い抜いた杉田のプレーにたくさんの拍手が。
杉田、次の大会はATP1000インディアンウエールズだ。
$3,057,135 ATP500 DUBAI
期間:2/26-3/03,2018
第一シード、ディミトロフ1回戦負け
シングルスドロー
記事:塚越亘/塚越景子 写真Dubai Duty Free Tennis Championships