3月11日 アメリカ西海岸、インディアンウェルズで行われている BNP パリバ・オープン、グランドスラム大会に次ぐ格のビッグ大会。(男女共催ATP1000/WTAプレミア)
女子3回戦が行われ、大坂なおみ(日清食品)がS.ビケリー(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで破りベスト16入りを果たした。
4回戦では、世界ランク58位のM・サッカリ(ギリシャ)と準々決勝進出をかけて対戦する。
大坂なおみ トップ40見えてきた
進行が遅れ、ナイトセッションの大坂なおみの試合が始まった夜の10時。
対戦するS.ビケリー(アメリカ)は22歳、100位。
予選2試合を勝ち上がり、昨年のウィンブルドン覇者ムグルサに逆転勝ちしている。
第1セット
第3ゲーム、大坂はデュース後にブレーク・ポイントを握る。
ビケリーのドロップ・ショットをダウン・ザ・ラインに返しブレーク。
しかし、第4ゲームをブレーク・バックされる。
第5ゲームをまたブレーク。
第7ゲームでもチャンスがあったが、ビケリーはデュースに何度も持ち込み、キープした。
第9ゲームも大坂が攻める。
デュースの末にきたセットポイントはビケリーのダブルフォルト。
6-3で第1セットを先取。
第2セット
第4ゲームでブレーク・チャンス、ビケリーのショットがアウトとなり先にブレーク。
しかし、続く第5ゲームではブレーク・バックされてしまう。
第6、第7ゲームはお互いにラブ・キープ。
第8ゲーム、15でブレークし5-3とリード。
サービング・フォ・ザ・マッチだが、ビケリーにブレーク・ポイントを握られる。
大坂はデュースに持ち込む。
マッチポイントはラインギリギリのダウン・ザ・ラインが決った。
「(ビケリー)は動きの良いプレーヤー、その上ショットも安定しているので、プレーが難しかった。
ストレートで勝てて嬉しい」と大坂。
この勝利により来週19日(月)発表のWTAランキングは自己最高の40位内になるだろう。
記事:塚越亘/KyokoOga/塚越景子 写真H.Sato/TennisJapan