6月6日 全仏オープン 11日目(賞金総額50憶円、シングルス優勝者賞金3億円)
今日で男女シングルスの4強が決まる。

4回戦で錦織圭(日清食品)を 6-2 6-0 5-7 6-4で破ったドミニク・ティエム(オーストリア)が、第2シードのA.ヅベレフを6-4 6-2 6-1 のストレートで破り、4強になった。

準決勝ではジョコビッチを6-3 7-6(4) 1-6 7-6(11) で破ったイタリアのM.チェッキナート(72位)と対戦することになり、ティエムにはがぜんグランドスラム大会決勝進出、そして優勝の可能性が拡がってきた。

錦織圭はクレーコートシーズンに入り、モンテカルロの準優勝から自信が増し、「この大会を考えるともう少し勝ち上がりたかった。」と言う。
「後半、チャンスがあった部分、やっぱり悔しい。」準々決勝進出を逃した後のインタビューを振り返ってみた。

錦織圭ティエム戦後の
インタビュー

「今日は足が動いていなかった。」

「彼の高くて重いボールに対して雑な入り方をしてしまった。ずっと相手にいいペースでテニスをさせてしまった。」

「自分のサービスゲームで荒い部分があった。」

「(ティエムの)サービスも良かった。
思ったよりもサービスフラットが多かったと思う。もっとスピンを打ってくると思っていた。
特に(ティエムの)ファースト・サーブの確率が良かった。
ファーストは入れに来ているわけでもないのに、あれだけ入るのは凄い。リターンを返すことができなかった。仕方がない。」

「もっとセカンドに対応したかった。攻めに転換することができなかった。工夫不足。」

「バックで重いボールを打てる数少ない選手だと思う。
今日の彼は以前より粘り強さを感じた。自分は中に入って打っていけなかった。また、それをさせないようにしているのがわかった。プレーを見ていてそう思った。」

「彼のテニスも良かったが、自分のミスがあって、浅くなって、基本的に何もできていなかった。」

「最初、焦っていた所もあった。高いボールに付き合いたくないなと思ってしまった。先に攻められたり、ミスしたり、落としたりした。
なるべく、1ポイントずつじっくり戦おうと思った。」

「ちゃんとやれば大丈夫と自分に言い聞かせ、第3セットからはじっくりプレーすることを考えて、高いボールをなるべく下がって打って、ついていくようにした。
無駄なミスを減らすようにした。」

「第3、第4セットのような、後半のようなショットができれば良かった。相手も固くなっていたところもあったので、もう一歩だと思った。」

「第4セットはもうひと踏ん張り。
1ブレークだったので、あのゲームをキープできていればチャンスはあった。5セット目にどうしても持っていきたかった。」

「後半、チャンスがあった部分、やっぱり悔しい。
このクレーシーズンでだいぶテニスは戻ってきた。今回は期待していただけに本当悔しい。」

「自分では最初、緊張していないと思っていたが、足が動いていなかったので、あとで考えれば緊張かもしれない。」

「相手はシードが上でそれほど落胆はしていないが、この大会を考えると、もう少し勝ち上がりたかった。」

「クレーコートシーズンを見ると、まあ順調に来ていると思う。自信がなくなるわけではない。」

ーー錦織の次の出場大会予定は6月18日からドイツ、ハレーで行われる芝の大会についてGerry Weber Open

「グラスになるので、テニスも気持ちも変えていく。調整をしていく。」

「右手を痛そうにしたが大丈夫。
手首はテーピングをしているとほぼ痛みはないので心配はしていない。ただ、芝生はバウンドが低く、グイッと中に入ってくるので、少し怖い。」

「テニスも自信も戻ってきているので、十分チャンスはある。今日のようにアップダウンしているとトップ5にはまだまだ時間がかかる。
上手くいくと上に行けると思う。」

「期待していただけに悔しい」と錦織圭
ジョコビッチ72位に敗れる
<<準々決勝>>

1]R.NADAL(ESP) vs 11]D.SCHWARTZMAN(ARG)
3]M.CILIC(CRO) vs 5]DEL POTRO(ARG)

〇M.CECCHINATO(ITA) 63 76(4) 16 7/6(11) ●20]N.DJOKOVIC(SRB)
〇7]D.THIEM(AUT) 64 62 61 ●2]A.ZVEREV(GER)
男子ドロー

優勝候補となったドミニク・ティエム(オーストリア)
1993年9月3日うまれ、24歳
最高ランキングは4位(2017年11月)
今年2勝、優勝回数10
クレーでは21試合無敗記録を更新していたナダルをマドリードオープン準々決勝で破る。
対戦成績 錦織2勝1敗

記事:塚越亘/塚越景子/Y.Morishita/T.Terashima photo/H.sato/Tennis Japan