★WTA女子テニスツアー(WTA International)
■HP Open, Osaka, Japan(Hard/Outdoors)
10月13日、大阪の靱テニスセンターで開催されているWTA女子インターナショナル大会、HPジャパン女子オープン(賞金総額$220,000、ハード)の女子シングルス2回戦が行われ、第1シードのサマンサ・ストーサー(26歳、オーストラリア)が、波形純理(28歳)を 6-0 6-3 のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
また、この日はダブルスの2回戦も行われ、第4シードのクルム伊達公子(40歳)/森田あゆみ(20歳)組が、青山修子(22歳)/藤原里華(29歳)組に 7-6(5) 3-6 [8-10] で敗れる波乱があった。
世界8位の壁は厚かった。この日、ストーサーは初戦同様に強靭なサービスでサービスゲームをキープしていく。第1、2セットともに波形にブレークチャンスすら与えず、試合時間僅か1時間3分で勝負を決めた。初戦を含め相手に1度もブレークチャンスを与えていないストーサー、大会連覇に向け好調な勝ち上がりとなった。
その他では、第2シードのマリオン・バルトリ(26歳、フランス)、タマリネ・タナスガーン(33歳、タイ)が準々決勝進出を決めた。第4シードのマリア・キリレンコ(23歳、ロシア)は、カイチェン・チャン(台湾)に 第1セットを 4-6 とした所で臀部(でんぶ)の故障から棄権を申し立てた。
ダブルスではクルム伊達/森田組が、青山/藤原組に逆転で敗れる波乱。第1セット、両組3ブレークずつ奪い合うとタイブレークに突入、ここはクルム伊達/森田組が 7-5 押し切り先取する。第2セットに入ると青山/藤原組が逆襲を開始。両者のファーストサービス時のポイント獲得率は脅威の100%とクルム伊達/森田組に1度もブレークチャンスを与えず、勝負は10ポイント先取のスーパータイブレークへ。ここでも勢いそのままに青山/藤原組が 10-8 で押し切り、勝利を手にした。
敗退したクルム伊達/森田組、シングルスではクルム伊達が翌日に中村藍子(26歳)との2回戦を控えている。一方、森田は初戦で敗退しているため、単複ともに日程が終了した。
その他では、奈良くるみ(18歳)/波形純理組が、第1シードのアルバータ・ブリアンティ(30歳、イタリア)/マグダレナ・リバリコワ(22歳、スロバキア)組に 5-7 4-6 で敗れ初戦敗退となった。
◆14日(木)シングルス試合予定(センターコートのみ)
ジル・クレイバス(36歳、米国) vs SAVCHUK, Olga(23歳、ウクライナ)
>センターコート第1試合(午前11時開始)
シャハー・ピアー(23歳、イスラエル)[3] vs 不田涼子(WC)
>センターコート第2試合
アルバータ・ブリアンティ(30歳、イタリア) vs イベタ・ベネソバ(27歳、チェコ)[7]
>センターコート第3試合
クルム伊達公子[6] vs 中村藍子(WC)
>センターコート第4試合(午後5時30分以降開始)
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)
WTA International: $220,000 HP Open
シングルス
2回戦
【トップハーフ】
○サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[1] 6-0 6-3 ●波形純理
中村藍子(WC) vs クルム伊達公子[6]