7月2日から始まるウィンブルドンのドローができた。

男子シングルスで第24シードの錦織圭(日清食品)は1回戦で、予選を勝ち上がってきた200位、アメリカのC・ハリソン(24歳)と対戦する。
C・ハリソンは2歳年上のR・ハリソンの弟。同じIMGアカデミーでの練習仲間。父は元ツアープレーヤー、今はIMGアカデミーのコーチもしている。IMGでの練習などを通じて、手の内など色々と知っているのでやりづらい相手でもあるだろう。

錦織、シード通り勝ち上がると、3回戦で第15シード、色々と試合態度で問題をおこしているオーストラリアのN・キリオス(23歳)、初の準々決勝進出がかかる4回戦では第4シードのA・ズベレフ(21歳、ドイツ)となる。

初日のセンターコートのオープニングマッチは前年のチャンピオンが登場するのがウィンブルドンの伝統なので、第1シードのフェデラーが登場する。
フェデラーはトップハーフのドローにいるので、ボトムハーフの錦織の試合は3日(火)になる予定だ。

日本男子、杉田祐一(三菱電機)は予選勝者のB・クラン(アメリカ)、ダニエルが第19シードのF・フォニーニ(イタリア)とデ杯の再戦、プロテクト・ランキングで出場の西岡良仁(ミキハウス)はなんと、第3シード、昨年の準優勝者のM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。

女子シングルスでは第18シードの大坂なおみ(日清食品)は59位、ルーマニアのM・ニクレスク(30歳)と対戦する。
奈良くるみ(安藤証券)はなんと第1シードのS・ハレプ(ルーマニア)と対戦だ。

男子ダブルスの日本勢は、マクラクラン勉/ストルフ(ドイツ)組、ダニエル太郎/西岡良仁組。内山靖崇/ベゲマン(ドイツ)の3組。
女子ダブルスの日本勢は、穂積絵莉(橋本総業)/加藤未唯(ザイマックス)組、二宮真琴(橋本総業)/カラシニコワ(ジョージア)組、青山修子(近藤乳業)/ブレイディ(アメリカ)の3組が本戦でプレーする。

サーシャ・コーチと大坂なおみ

オーダー・オブ・プレー

記事:塚越亘/塚越景子/協力:内田暁 photo/H.Sato/TJapan