★男子テニス・ATP250大会
■694,250ユーロ AEGON Championships, London, UK (Grass)
6日、AEGON選手権(英国/ロンドン、芝)が初日を迎え男子シングルスの1回戦が行われた。世界ランク60位の錦織圭(21歳)は、第13シードで同26位のサム・クエリー(23歳、米国)に3-6 4-6のストレートで敗れ2回戦進出はならなかった。
芝コートでの初戦は、両セットともにクエリーが1個のサービスブレークを奪い、1ブレーク差で勝利をものにした。錦織はクエリーの5回を上回る7回のブレークチャンスがあったが、一度も活かすことができなかった。1つでもブレークが出来ていたら流れは変わっていたかもしれない。
198cmと長身のクエリーは10本のサービスエースを量産した(ダブルフォルトは0)。対する錦織は4本のサービスエースと3本のダブルフォルトを数えた。クレーコートと違い、球速の速い芝コートで勝つためには、サービスの比重が大きくなってくる。クレーコートのような長いラリー戦にはなりにくく、試合時間が1時間16分と短かかったのも、このことを物語っている。
戦いの場が、クレーから芝に変わり、錦織がどうプレーを適応させていくかにも注目したい。
錦織の次戦は、次週13日から始まるAEGON国際オープン(英国/イーストボーン、芝)を予定している。
大会2日目となる火曜日には、添田豪(26歳)が登場、ベテランのラデク・ステパネク(32歳、チェコ)と対戦。1番コートの第2試合に登場する。(第1試合の開始は日本時間午後8時30分)
今大会、第1シードはラファエル・ナダル(25歳、スペイン)、第2シードはアンディ・マリー(24歳、英国)となっており、上位シード選手は2回戦からの登場となる。
◆関連サイト
ライブスコア(大会公式サイト)
ATP250:AEGON選手権
シングルス
1回戦
添田豪 vs ラデク・ステパネク(チェコ)
○サム・クエリー(米国)[13] 6-3 6-4 ●錦織圭
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上