錦織圭(22歳)の活躍に刺激されたと語る日本のジュニア二人が快進撃を続けている。25日、男子の内田海智(17歳)が3回戦を戦い、フランスのローラン・ロコルを6-3 6-3のストレートで下してベスト8入りを果たしたのだ。内田は第4シードということで、シード順で言えば、ベスト4でも「妥当な結果」と評価すべきレベルの選手ではあるが、本人は優勝を狙っていると周囲には話しているという。


準々決勝ではチェコのクレーコート巧者アダム・パブラセクとの対戦が待っている。
女子の尾崎里紗(17歳)も好調だ。近年、強力なジュニアを次々とシーンに輩出してきているルーマニアのエレナ-セオドア・カダルを6-2 6-2のストレートで下し、ベスト8に進出を決めた。
この日の尾崎はカダルのサービスを完全に攻略。相手のサービスでは1st、2nd共にわずか41%のポイント率しか許さず、9回握ったブレークポイントの内6度をモノにしての快勝だった。尾崎の準々決勝は第2シード、カナダのユージェニー・ボチャード。ITFジュニアランキング3位の強豪だ。