TEAM YONEZAWAの選手達が日々、行っているフォアハンドの練習ではこんな方法を取り入れている。(下の写真は錦織圭、15歳フランスへの遠征時)
後ろからボールを送り自分から離れて行くボールを追いかけてヒットする手出しのドリルだ。このドリルでフットワークの重要性を体感する事が出来る効果もある。
このドリルの際、強く打つ事よりもコースが正確に狙えているかを重視している。ついつい選手達は強く打とうとする行動が先になり足が早く止まってしまい結局コースが甘いボールを送ってしまう事が多くなってしまう。
打点を前にセットしてボールの芯を5~8球ぐらい打ち抜く感覚が分かればフットワークや体の使い方も正解と言う訳だ。
フォアハンドのこの手出しのドリルの中にはベースラインでのショット、サービスラインでのショットそして低い、高いなど様々なケースがあるだけに単純にフォアハンドがと言う課題にしないでそれぞれのケースに課題を持って練習する事が大切だ。
この練習の中で常に意識が必要なのは頭から腰にかけての体幹が崩れないで保たれる事が大切だ。
それぞれのケースで体重が上手く乗っているショットを打つ事がフォアハンドでの最終的な目標と考えて良いと思う。
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