フォアハンドが上手く行かない大きな点は腕のスイングに頼り、肩から先の力でラケットを動かそうとする事にある。その結果、身体のローテーションが上手く使えなくなり「手打ち」と言われる状態になっているのだ。
そこで僕が選手達に伝えている事はスタンスの広さだ。野球のバッターのようなスタンスで構えて広いままのスタンスでヒットするとボールの芯を7~8球打ち抜いた感覚を得る事が出来るのだ。
コート上を動いている中でスタンスをタイミング良く準備するのは、より正確な予測が必要になるので簡単なようで日々の練習で培っていかなければならない。 簡単なようで時間が必要な技術だ。身に着くまでは常に意識が必要だ。
(写真はヨーロッパ遠征時に撮影したモヤのフォアハンド)
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