南米遠征 DAY8/フットワークを使った祐希の丁寧なプレー

今日も長く充実した一日だった。シングルス3回戦で勝ち残ったのは内藤祐希と田島尚輝、清水悠太はチリの選手に惜しくも敗れた。

祐希の相手は世界ランキング107位のアルゼンチンの選手、打ちながらも粘り強いプレーからドロップショットやボレーが得意な伝統的なアルゼンチン選手のタイプだった。祐希は散発なウイナーでゲームを取れるもののエラーを誘われストレートで敗れる流れだった。

中盤からフットワークを使った祐希の丁寧なプレーが始まると相手にプレッシャーがかかり粘る相手を後半は圧倒しての勝利だ。スコアは3‐6、6‐4、6‐1。今年15歳になる年齢の祐希は堂々南米のグレード1でのベスト8だ。

尚輝の相手は2年前のジュニアオレンジボウル14歳以下の優勝者だった。200キロ以上のサービスを相手に弾ませて来るセカンドサーブを打ち込み、相手にプレッシャーをかけ続けた。エッグボール、スライス、高い打点からの打ち込み、ドロップショットなど多彩なプレーでワンパターンな相手を翻弄した。今年16歳の尚輝も南米グレード1ベスト8は南米遠征で好スタートだ!

夜に行われた悠太、尚輝のダブルスはファイナルマッチタイブレークの末惜しくも敗れベスト8で今大会を終えた。

追記:

悠太の相手はビッグフォアハンドそして攻めの早い選手だった。相手は強打しすぎてエラーも多くそこを悠太は狙い長いラリーに持ち込むみポイントを先行するがスコアが劣勢でも攻め続ける相手の得点率が高く結局競りながらも押し切られた。取りたいゲームでミス待ちのボールになってしまったのが敗因だ。

(P.S.尚輝7‐6。6‐2 アルゼンチン、サービスゲームで主導権を握り、リターンで打ち込んでビッグサーバーを圧倒しました。)

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