強い選手の条件

今日は、早朝7時から練習を行いました。

日光のお陰で予想以上に温かく、夜が寒すぎなのでしょか?(笑)

みんな、真面目に練習に取り組み頑張っているので、日々上達しているのですが、接戦になった時、最悪のケースを想定して練習している(意識が高い)アカデミー生はまだいませんかね!惜しい!!

何度も悔しい経験をして、思い通りに行かなかった事、大失敗を重ねた事が多ければ多い程、大事な場面でのやり過ぎず、やらなさ過ぎずの調整が出来て来ると思うので、この冬休みは出来るだけ多くの試合に出て、その経験値を増やしてもらいたいと思います。

ジュニア時代は、どうしても目に見えるテクニックやボールのスピードなどにとらわれてしまいがち!自分は完全にそうでしたが(笑)

しかし、強い選手になるためにもっと大事な事があると思います。

まず、テニスをすることへの覚悟があるかどうか!
目標が高い・低い関係なく、最後までやりきる気持が大事。

そして、テニスというスポーツをしているわけですから、スポーツマンシップに則り、礼儀、感謝の気持ちを常に持ってプレーすること。

テニスがどんなに上手でも、空気が読めなければ、試合の流れはわからないでしょうし、あいさつ、返事が出来なければ練習相手や自分のために親身になって動く人は身内以外いないでしょう。

自分をサポートしている人への感謝の気持ちが芽生えることで、対戦相手の気持ちも理解出来たり、いろいろな事が見えて来るので視野が広がって来るはず!

誰かのせいでなく、良い時も悪い時も常に自分に責任を持つ事。

残念ながら僕の現役時代は、常に誰かのせいにして来たテニス人生でした!あちゃー!!

ダメでしょ!!(怒)

どんなに誤魔化そうとしても絶対に誤魔化しきる事は出来ませんし、すべて自分にかえってきてしまうだけなので・・・認めることは辛いけど、そこからがスタートなのではないでしょうか!?

引退してから気がついてもすでに遅かったんですけどね(笑)

(笑)多過ぎですか!

社会人になれば誰でも世間にもまれ、なめた事をしている奴はケチョンケチョンにされてしまうので、嫌でも成長し立派になって行くのですが、

テニスプレーヤーの寿命は、30前後なので、逆算すると15~16歳までに上記の事が完璧でなくてもなんとなくで良いので理解出来ていないと、結果を出して行くのは難しいといって良いでしょう。

技術的にスゴ過ぎて後からマインドがついて来るケースもまれにありますが、それも長くは続かないので、やはり人間の成長と結果は、切っても切れない関係なのではないでしょうか!

自分の反省を活かして、日々勉強をしながら、これから未来のある選手達にこのメッセージを伝えて行きたいと思います。


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