1日、東京都江東区の有明コロシアムで、デビスカップ(国別対抗戦)のアジア/オセアニアゾーングループI、1回戦、日本対インドネシア戦が行われ、1日目の第1試合で、世界ランク84位の伊藤竜馬(24歳)は、同252位のクリストファー・ルンカット(23歳)と対戦し、6-2、6-2、6-4のスコアで完勝した。
第1セット第1ゲームをラブゲームでブレークした伊藤は、その勢いのまま、6-2で第1セットを奪取。
第2セットに入っても流れは変わらず、ランキングで格上の伊藤がルンカットのラリーで主導権を握る場面が多く見られ、6-2で取る。第3セットも伊藤は集中力を切らさず、必死で伊藤のパワーとスピードについてくるルンカットを振り切り、6-4で奪いゲームセット。
6-2、6-2、6-4、試合時間1時間22分で伊藤がストレートで勝利した。伊藤の勝利でまずは日本代表が先勝し一歩リードした。
試合は1日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合が行われ、3勝したチームが勝利国となる。
伊藤は試合終了後の会見で「2、3年前の自分であればもっと競った試合になっていたと思う。グランドスラムの本戦や、代表戦で経験をつむことにより、こういう場面でも本来のプレーができるようになった。自分でゲームメイクできている試合ができた」と語った。
アジア/オセアニアゾーングループI、1回戦
1日目
シングルス1
○伊藤竜馬 6-2 6-2 6-4 ●クリストファー・ルンカット
※写真はデビスカップ1日目のシングルスで勝利した伊藤竜馬、クリックで拡大