7月14日 ウィンブルドン 最終日

男子シングルス決勝が行われ、16歳の望月慎太郎(Team YUKA)が18歳のC・ヒメノバレロ(スペイン)を6-3、6-2で破り、グランドスラム大会男子ジュニアの種目で日本勢初優勝を飾った。

グランドスラム大会ジュニアのシングルスでの日本勢の優勝は、1969年の全仏オープンとウィンブルドンの女子シングルスを制した沢松和子以来のことだ。

望月は元日本テニス協会の盛田正明会長が私財を投じて作ったジュニア育成の「盛田ファンド」の奨学生として、アメリカのIMGアカデミーにテニス留学中だ。

マッチポイントは得意な
バックのダウン・ザ・ライン

第2セット、5-2とリードの望月は相手のサーブながら0-40とマッチポイントを握る。しかしそのチャンスが生かせず、デュースに。
デュース後に4度目のマッチポイントが。
望月はラリー後、得意なバックのダウン・ザ・ラインを決め、見事優勝した。
望月慎太郎ウィンブルドンジュニア優勝YouTube

望月慎太郎英語&日本語 インタビュー


小さいころからの夢だったウィンブルドンに優勝できた。
「自分の力だけでここにれたのではないので、
感謝の気持ち忘れずにこれからも戦っていきたいです。」立派な受け答えだった。

 
望月慎太郎
2003年6月2日生れ、16歳
175cm、64kg
神奈川県出身
姉、兄がテニスをしていたので、3歳からテニスを始める
兄弟構成は姉、兄、妹の4人兄弟
名前の慎太郎は、父小太郎さんが、石原慎太郎氏から取った。
望月慎太郎 ITFデーター

望月慎太郎16歳 ウィンブルドンが成長させてくれた

ロイヤルボックスでの表彰式

記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿M.Otsubo photo/H.Sato/TJapan