1月22日(水)、全豪オープンDAY03

昨夜は残念ながら土居美咲(ミキハウス)が、ファイナル・セットのスーパータイブレークを6-4とリードしながら6-10と3時間の大熱戦の末に敗れてしまった。
試合が終わったのは23時を過ぎていた。

今日は11時からの第一試合で大坂なおみ(日清食品)、コート19の第二試合で西岡良仁(ミキハウス)、伊藤竜馬(北日本物産)対ジョコビッチはセンターコートの第三試合。そして日比野菜緒(ブラス)の2回戦は第4試合に入った。

ダブルスも加藤未唯(ザイマックス)、土居美咲(ミキハウス)が入っている。内山靖崇(北日本物産)はインドのボパナと組みダブルス世界一のブライアン兄弟と第5試合で対戦する。

日本人プレーヤー7人が登場、その上19時からのナイトセッションはセリーナ・ウィリアムズに続きフェデラーと豪華な一日だ。

大坂なおみ 3回戦は天才少女ガルフと
昨年のUSオープン再現だ
◎3]大坂なおみ 6-2 6-4 ●ジェン・サイサイ(中国)

難しい質問はなおみスマイルで煙に巻く

昨年のチャンピオン、二連覇を狙う第3シードの大坂なおみが42位のジェン・サイサイ(24歳、中国)を6-2, 6-4のストレートで破り、3回戦に進出した。

大坂は先に第2ゲームをブレーク、すぐにブレーク・バックされるが、第5ゲームから4ゲームを連取して第1セットを先取。

第2セットはジェンの風を利用した緩いボールに手こずり2-4とピンチになるが、そこから4ゲーム連取でストレート勝利。

3回戦は15歳の天才少女C・ガウフ(67位、米)と対戦する。大坂なおみ優しく天才少女いたわった昨年のUSオープンの再戦。

西岡良仁シード破る
3回戦はジョコビッチと対戦
西岡良仁 6-4 6-3 6-4 ●30]D・エバンス

自身初のグランドスラム大会32強を決めた西岡良仁

71位の西岡良仁が格上の32位、D・エバンス(29歳、英国)をストレートで破り3回戦で第2シードのN・ジョコビッチ(2位、32歳、セルビア)と対戦する。

西岡良仁インタビュー
「グランドスラム大会での3回戦の壁が大きかったので、勝った瞬間、すごく嬉しかった。
マッチポイント、思い切って前に行った。」

「今日は風が強くハードヒットは難しく、お互いに思った通りのプレーができなかった。
わざとゆっくり打って、風でぶれさせ、ここぞという時に攻める。メリハリが良かった。」

「最初のころのグランドスラム大会では、毎回熱を出していて、メディアの前に来るのが恥ずかしかった。」

「自分のいいプレーが出せて、体力を温存できたのは大きい。
ジョコビッチとはデ杯(マドリード)で戦っている。厳しい戦いだった。」対戦成績:西岡良仁0-1ジョコビッチ

「ジョコビッチは弱点がない。
しかしバウティスタアグー(スペイン)はジョコビッチに対して勝率がいい。
たぶんジョコビッチは攻められるのが好き、自分から攻めるのは好きではないと思う。
バウティスタアグーは相手にやらせるタイプ。
低い弾道が嫌いなのか?やされるのが嫌いなのか?
前回、ジョコビッチと対戦した時は初対戦だったので、自分からなるべく攻めて打っていこうとした。
次回は落ち着いてやっていきたい。
勝ちに行きたいと思う。」と西岡良仁、楽しみな3回戦だ。

伊藤竜馬vs ジョコビッチ
◎2]N・ジョコビッチ 6-1 6-4 6-2 ●伊藤竜馬

センターコートでジョコビッチと戦った伊藤竜馬

全豪オープンアジア地区予選に優勝して本戦入りした146位の伊藤竜馬が第2シードのN・ジョコビッチ(32歳、セルビア)に挑戦した。

「ドローを見た時から、ジョコビッチと対戦したいと思って1回戦は頑張った。」と伊藤、家族や両親が見守る中センターコートで堂々と戦った。

「やっぱりセンターコートは違った雰囲気。」

「第2セットは緊張もほどけてリラックスできた。
ストローク戦でも先に仕掛けた。サービスゲームはまずはキープすることに集中した。
4-4でのダブルフォルトが痛かった。」

「リターンゲームでほとんどポイントが取れなかった。
どこに来るか?予想ができなかった。リターンの精度をあげたかった。」

「ジョコビッチは堅いという感じ。
泥臭く1ポイントもあげないという選手。
最近のプレーの最強版。
バックはフラット系で深くて伸びてくる。
フォアはスピンをかけて安定して攻撃してくる。
堅くて相手にミスをさせるのが上手い選手だと思う。」

「フレンチオープンでマレーとやったが、マレーより攻めてくる。
マレーは後ろに下がって堅い。展開が遅い。
ジョコビッチはベースラインから下がらない。
リターンもベースライン上から返してくる。
プレッシャーがすごくあった。
コート上で大きく見えた。コートが小さく見えた。」

「振られた時のバランスの良さ、遅いけれど深いボールはマネしたい。
ニュートラルに戻していやらしいショットを打ってくる。」

「3回戦でジョコビッチと対戦するヨッシー(西岡)もしつこくミスが少ないテニスなので、面白い勝負になると思う。
全豪の前に練習したけど、サービスも良くなって、ストロークも自分から仕掛けることができる。
ジョコビッチの方が嫌がるかもしれない。
我慢強くプレーして、どちらかが仕掛ける。その精度の差で決まる。
ヨッシーの方がサービスゲーム苦戦すると思う。
いかに耐えられるかがキーだと思う。」

「今日は楽しかった。
今後にもつながる。
成長して強くなっていきたい。」と伊藤竜馬。

日比野菜緒、惜しかった
◎22]M・サカリ 7-6(4) 6-4 ●Q]日比野菜緒

厳しい予選を勝ち上がり2回戦と活躍した日比野菜緒

厳しい予選を勝ち上がってきた日比野菜緒が頑張った。
第1セットは2-5からタイブレークに。第2セットも競り合ったが惜敗した。

2020全豪オープン
本戦:1/20(月) – 2/02(日)
予選:1/14(火) – 1/18(金)

全豪オープン日程
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<3回戦>>
3]大坂なおみ vs C・Gauff(67位、15歳、米)
西岡良仁 vs 2]N・ジョコビッチ(2位、32歳、セルビア)

<<女子2回戦>>
◎3]大坂なおみ 62 64 ●ジェン・サイサイ(中国)
◎22]M・サカリ(ギリシャ) 76(4) 64 ●Q]日比野菜緒

<<男子2回戦>>
西岡良仁 64 63 64 ●30]D・エバンス(英国)
◎2]N・ジョコビッチ(セルビア) 61 64 62 ●伊藤竜馬

杉田祐一 vs 17]A・ルベレフ(16位、22歳、ロシア)

<<女子1回戦>>
◎3]大坂なおみ 62 64 ●M・ブズコバ
◎Q]日比野菜緒 46 76(6) 63 ●S.Peng(中国)
◎Q]H・Dart(英国) 26 64 76(10-6) ●土居美咲
女子本戦ドロー
女子予選ドロー

<<男子1回戦>>
西岡良仁 64 36 62 76(1) ●L・ジェレ
伊藤竜馬 64 62 75 ●L]Gunneswaran(IND)
杉田祐一 62 60 63 ●Q]Benchetrit(FRA)

M・イーメル(スエーデン) 64 61 62 ●内山靖崇
男子本戦ドロー
男子予選ドロー

記事:塚越亘/塚越景子/Y.Morishita/S.Kobayashi 写真by W.Tsukagoshi CanonEos7D