コロナの影響で日程が変更された、BNLイタリア国際(通称イタリアン・オープン)が始まった。

9月14日(月)、初日に錦織圭(日清食品)は登場、1回戦でラモス ビノラス(スペイン)を6-4、7-6(3) で破り383日ぶりに勝利を味わった。
錦織は2回戦では第10シードのワウリンカ(スイス)を破った予選勝者、イタリア期待の18歳 L・ムセッティ(イタリア、249位)と対戦する。

15日には西岡良仁(ミキハウス)が登場。1回戦でM・キツマノビッチ(セルビア、21歳)を6-4, 6-1のストレートで破り、今季クレーで初白星をあげた。キツマノビッチは先週1回戦で錦織を破ったプレーヤー、その勢いを持続しキッツビュールで優勝した。
西岡、2回戦では第15シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

女子は予選を突破した土居美咲(ミキハウス)だったが1回戦で昨年の全仏オープン準優勝の M・ボンドルソバ(チェコ、21歳)に1-6, 6-4, 4-6のフルセットの末に惜敗した。

ダブルスでは青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)組、、日比野菜緒/ 二宮真琴(エディオン)組、そして加藤未唯(ザイマックス)組が土居組を破り16強となっている。

内山靖崇(積水化学工業)、杉田祐一(三菱電機)、ダニエル太郎(エイブル)、日比野菜緒(ブラス)は残念ながら予選突破できなかった。

錦織圭6度目のマッチポイントは
ネットイン!
383日ぶり勝利

◎錦織圭 6-4 7-6(3) ●ラモス ビノラス(スペイン)

第1セットを6-4で取った錦織。

第2セット、
錦織5-4とリード、ラモス ビノラスのサーブながら30-40と最初のマッチポイントを握る。
フォアのリターン・エースを狙うが、ネット、
ネットに出るものの、バッククロスのパスを決められ、三つマッチポイントがあったが、デュース5回の末に5-5とキープされる。

錦織6-5とリードしたラモス ビノラスのサーブでもう二つマッチポイントを握るも、ものにできず、タイブレークに。

タイブレーク、6-3で6回目のマッチポイント、
リターンをした錦織、なかなかすんなりと取れない展開でラリー戦が続くと思われたが、
錦織のバックはネットにあたり、相手のコートにイン!

タイブレーク、7-3で勝利、
2019年8月28日に行われたUS オープン2回戦以来283日ぶりの勝利を勝ち取った。

西岡良仁
錦織圭のリベンジ成功!
2回戦はディミトロフと対戦

◎西岡良仁 6-4 6-1 ●M・キツマノビッチ(セルビア)

相手のキツマノビッチは21歳の成長株。

前週の「ATP250 キッツビューエル」では、1回戦で錦織を、4-6、6-4、6-2と逆転で破り、そのままツアー初優勝を飾ってる。

第1セット、西岡はオープニングゲームをブレークする。
ブレーク・バックされ2-2となるが、続くゲームをブレークし、6-4で取る。

第2セットの最初のゲームでもブレーク・ポイントを握る。
3回目のデュース、4度目のブレーク・ポイント、左右に振り切りボレーを決めればブレークできる
イージボレーをワイドにしてしまう。
結局5回のブレーク・チャンスがあったが、キツマノビッチが5度のデュースの末に1-0とキープした。

チャンスの後にはピンチ!
西岡サーブの第2ゲーム、ダブルフォルトでデュースにしてしまうと、キツマノビッチにブレーク・ポイントを握られる。
そのピンチを2度のデュース、Tへサービス・エースを決め、ナイスキープした。(1-1)

キツマノビッチのサーブをデュースの末にブレーク。

キツマノビッチの40-15からデュースに持ち込み3回目のデュース末に4-1とブレーク。
連続サービス・エースを決めて5-1とリード。
第7ゲームもブレークし見事に勝利した。

本戦勝利

この後、21日からはドイツ・ハンブルク、そして27日からは全仏オープン(パリ)だ。

記事:塚越亘 塚越景子 写真 ©Internazionali BNL d’Italia