2月9日(火)、「全豪オープン」1回戦が終わった。
シングルス本戦出場の日本人選手女子は、大坂なおみ(日清食品)、日比野菜緒(ブラス)、土居美咲(ミキハウス)、日比万葉(グラムスリー)。
男子は錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)、杉田祐一(三菱電機)、内山靖崇(積水化学工業)、ダニエル太郎(エイブル)と男女合わせて9名が出場したが、大坂なおみと日比野菜緒以外は全員1回戦で姿を消した。
大坂なおみ 強い!
貫禄勝利
2019年全豪オープンチャンピオンの大坂なおみがオープニングマッチに快勝した。
対戦相手は39位のA・パブリュチェンコワ(ロシア)。対戦成績は1勝1敗。
2019年大阪で行われた東レ・パンパシフィック決勝では大坂が勝ち、地元優勝を飾っている。(その時の記事:大坂なおみ、大阪で完全復帰)
「ナーバスだったけど、大阪での経験が役に立った。
絶対にグランドスラム大会での1回戦では負けたくなかった」とチャンピオンとしての気迫で6-1、6-2とストレート勝ち。
「ナーバスで、昨日はちょっと眠れなかった。
勝ってハッピー。
皆さん来てくれてありがとう」。と観客に向かって挨拶。
2回戦では43位、フランスのC. ガルシア(仏)と対戦する。両者は初対戦。
日比野菜緒
気持ちで勝利!
肩の不調で前哨戦をプルアウトした日比野菜緒だったが、地元オーストラリア主催者推薦のA・シャーマ(25歳) を2-6、6-3、7-5で競り勝った。
「とにかく走る。
不調で理想のテニスできなかったが竹内コーチと気合で戦った」と1回戦を勝ち切った。
2回戦では、第20シードのM・サカリ(ギリシャ)を破った52位のK・ムラデノビッチ(27歳、フランス)と対戦する。
3]大坂なおみ vs C. Garcia(43位27歳,仏)
日比野菜緒 vs K・ムラデノビッチ(52位27歳,仏)
【1回戦】
◎3]大坂なおみ 61 62 ●A.PAVLYUCHENKOVA(39位29歳RUS)
◎日比野菜緒 26 63 75 ●W]A.SHARMA(129位25歳,豪)
◎A.Tomljanovic(69位27歳,豪) 62 61 ●土居美咲
◎L]A.SCHMIEDLOVA(136位26歳,SVK) 76(2) 64 ●Q]日比万葉
女子本戦ドロー
ドローPDF
◎15]Carreno Busta(16位29歳,スペイン) 75 76(4) 62 ●錦織圭
◎P.Martinez(87位23歳,スペイン) 67(3) 61 61 61 ●西岡良仁
◎29]U.Humbert(32位22歳,仏) 63 64 67(3) 63 ●内山靖崇
◎vs Q]B.Tomic(229位28歳,豪) 36 61 41 ret. ●杉田祐一
◎Q]M.Cressy(171位23歳,米) 76(1) 76(3) 64 ●L]ダニエル太郎
男子本戦ドロー
ドローPDF
記事:塚越亘/塚越景子 写真 by H.Sato/TennisJapan