5月26日 ATP250「パルマ・オープン」。西岡良仁(ミキハウス)が前週に続き8強になった。
1回戦で最高ランキング11位のサム・クエリー(アメリカ)を3-6、6-3、7-6(3)の逆転で破った西岡は2回戦でイタリア期待の19歳、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-3、6-2で破りベスト8になった。
With a great performance @yoshihitotennis 🇯🇵 defeats Lorenzo #Musetti and books a spot in the quarterfinals 🔥#EmiliaRomagnaOpen | #MuttiCup pic.twitter.com/wa4xgSQNMG
— MEF tennis events (@meftennisevents) May 26, 2021
ムゼッティは、前週のリヨンで優勝したチチパスと準決勝で対戦、第1セットを取るなどフルセットを挑み4強入り、世界ランクを自己最高の76位になった。今大会で期待されていた地元イタリアのプレーヤー。2020年のイタリアンオープンでは錦織圭を6-3、6-4で破っている。( その時の記事:錦織圭 18歳に敗れる )
「ベスト8へ!
スコア以上に内容はかなりタフやったけど、」と西岡良仁
ベスト8へ!スコア以上に内容はかなりタフやったけど、大事な場面をしっかり取れた試合でした。準決勝目指して頑張ります! https://t.co/KVIx56uf5S
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) May 26, 2021
西岡は準々決勝で、ツアー成長株の20歳、セバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。
コルダはイタリア期待の第1シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を破っている。
コルダのお父さんは全豪オープンなどに優勝したP・コルダ。最高ランキングは2位。松岡修造との対戦成績は3勝0敗だが、良く競り合っていた。1995年USオープンでは5時間の死闘、松岡がコートに倒れ痙攣負け。コートにのたうち回る松岡を見た世界のTV視聴者から、これは「命にかかわる」と指摘を受け、痙攣が怪我の一種と扱われるようになった。その後痙攣を演技するプレーヤーも出たために今ではそのルールは無くなった。
蛇足:5時間にわたったその試合のトータルポイントはコルダの168ポイントに対して松岡は10ポイント多い178だった!!!
蛇足2:姉二人はゴルフツアーで活躍、今年のLPGAレースでは:22歳のネリーは1位、28歳のジェシカは5位と活躍している。
西岡良仁対コルダの準々決勝は5月27日(木)11時開始の第4試合。オーダー・オブ・プレー。日本時間だと同日の真夜中だろう。
準々決勝はWOWOWオンデマンドで視聴可能
西岡良仁
チチパス戦語る!!!
「出場中の大会の見所など、僕なり目線で話しています。
先週のチチパスとの試合の話、これ意外と好評で嬉しい。
出来る限り毎週やっていきます」西岡良仁
大会正式名:「エミリア ロマーニャ・オープン」
ATP250 €541,800 パルマ・オープン
会場:President Tennis Club of Montechiarugolo
28ドロー、
赤土クレー
5/24 - 5/29, 2021
イタリア現地時刻(時差-7時間)
記事:塚越亘 塚越景子 写真:「エミリア ロマーニャ・オープン」