6月2日(水)全仏オープン

2回戦が行われ、錦織圭(日清食品)が、第23シードのK・ハチャノフ(ロシア)を4-6、6-2、2-6、6-4、6-4と2試合連続のフルセットで逆転勝ち、32強となった。

3回戦はスイスのH・ラークソネン(150位)と対戦する。ラークソンは厳しい予選を勝ち上がってきた29歳。2回戦では第11シードのバウテイスタ アグート(スペイン)を破っている。
二人は初対戦。試合は1日あけて、6月4日の予定だ。

西岡良仁(ミキハウス)の2回戦は6月3日(6月3日オーダー・オブ・プレー)の第2試合に入った。3日には第4シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)組などのダブルスも入った。しかし天気予報は悪いので予定が変わるかもしれない。

錦織圭
またまたフルセット
意識もうろう

ハチャノフは25位、25歳。

対戦成績は錦織から3勝2敗。直近ではマドリードオープンの1回戦対戦、6-7(6)、6-2、6-2と逆転勝ちしている。その時の記事:錦織圭ハチャノフ破る

錦織のフォアのウイナーで始まる
ラブでキープ

完璧な出だしと思えたが、第5ゲーム、15-40から1ポイント返すが、錦織が先にサーブを落とす。2-3。

ハチャノフ、5-4、サービング・フォ・ザ・セット
40-15からTへサービス・エース級
ハチャノフが6-4、46分で第1セットを取る。

第2セット

風がありそう!!!

ハチャノフのサーブ、第4ゲーム、錦織はラブで、3-1とブレークした。

ラケットを振り切る錦織、第8ゲームも左右に振り切り、
またブレーク、第2セットを6-2で取り返した。

第3セット

第2ゲームであった5本のブレーク・チャンスを逃す錦織。
ハチャノフが次の錦織のサービスゲームをブレーク、2-1。

第3セットを6-2でハチャノフが取る。

第4セット

第3ゲームで先にサーブを落とす錦織。
セットカウント1-2と王手をかけられているので、大ピンチ!

第4ゲーム、フォアのリターン・エースを決めるなど、すぐにブレーク・バック。2-2。

一進一退、第7ゲームは10分以上かけ、「カモーン」と声を出しキープ。

ハチャノフサーブの第10ゲーム、0-30とプレッシャーをかけ2度目のブレークに成功!

ファイナル・セットに突入だ‼

ファイナル・セット

錦織のサーブから始まる。

第4ゲーム、2本のブレーク・チャンスがあったが、ハチャノフがキープ2-2。

第8ゲームでもブレーク・チャンスがあるがまたまたハチャノフがキープ、4-4。

第10ゲーム、先にポイントを取る錦織、ハチャノフはダブルフォルト、
ネットについたハチャノフのボレーを弾き0-40と一気にマッチポイント!!!

最後は8回目のショット、フォアの逆クロスをラインぎりぎりに決め錦織が勝った。

3時間59分の激戦 試合データー

錦織圭vsハチャノフ ハイライト動画(2分40秒)


またまたフルセットで勝利 錦織圭 強い! 凄い!

記事:塚越亘 塚越景子 写真 H.Sato