小学校へ訪問し、テニスの楽しさ、そして夢について語った江原プロと柚木プロ

「テニスが好き」という思いを未来に繋げていくことをコンセプトに立ち上がった、一般社団法人プロテニスリーグ機構(PTL)。今年の2月にはチーム戦を行ない、新しい試合のあり方を提案した。

そして8月31日には、その活動の一環として、江原弘泰、柚木武両プロが拝島第三小学校(東京都・昭島市)へ訪れ、約100人の小学校6年生へ向けたトークセッションと、テニスの体験授業を行った。

トークセッションでは「プロテニス選手が伝える、夢と目標を持つ事の大切さ」をテーマに、江原、柚木が子どもの頃の夢について語る。

テニスを始めたきっかけや、プロを目指すことを意識した時の状況、実際にどのような努力でプロになったのかを当時のエピソードを交えつつ、夢や目標を持つことの素晴らしさ、そしてそれに向かっていくために何をするか逆算していくことの大切さを伝えた。

江原、柚木両プロが語る「夢」の話に耳を傾ける拝島第三小の生徒たち

第二部では、プロの実際のプレーを見てもらった後、ストローク、ボレー、サーブを子どもたちが体験。テニス経験がない子どもがほとんどだったが、プロのわかりやすい説明と、優しい声かけによって担任の先生も含めて全員が楽しくプレーしたようだ。

終了後、子どもたちからは

「夢や目標を持ち、それに向かって逆算して行動していく事が大切だと感じました」

「最初は上手にボールを打てませんでしたが、プロの方々に優しく声掛けをしてもらう事で徐々に上達する事ができ、非常にテニスが楽しくなりました。今度家族で一緒にテニスをやってみたいと思いました」

といった感想が寄せられた。

トークセッション、そして初めてテニスを体験した生徒から感想が寄せられた

 

同校小原弘樹校長からも「素晴らしい企画で、子どもたちも教職員も大変感激しています。ぜひ来年度も実施していただきたいです」と、継続的な開催を希望した。

プロテニスリーグ機構では、テニスを通した地域貢献及び、テニスの普及活動に努めていくという目的で同様の活動の輪を広げていく予定だ。

小学校へ訪問した柚木武プロ(左)拝島第三小の小原弘樹校長(中)、江原弘泰プロ(右)

 

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文/保坂明美 写真/一般社団法人プロテニスリーグ機構