1月18日 「2022 全豪オープン」 Day 2
厳しい予選3試合すべてをストレートで勝ち抜き見事本戦入りしたダニエル太郎(エイブル)の快進撃が止まらない。
本戦1回戦では同じく予選から勝ち上がってきたT・バリオス ベラ(チリ)と対戦。
第1セットのタイブレークは1-5と大ピンチだったが、そこから6ポイント連取で取ると、第2セット以降は安定したプレーで、7-6(5)、6-1、6-1とストレート勝利、グランドスラム大会で3年ぶりの本戦勝利を上げた。
ダニエルは2回戦で、元世界一、リオそしてロンドンでの金メダリスト、今大会は怪我などでランキングが113位と落ちてしまったため、主催者推薦で出場のアンディ・マレー(イギリス、34歳)と対戦する。
マレーは1回戦で第21シードのN・バシラシヴィリ(ジョージア)を6-1、3-6、6-4、6-7(5)、6-4 約4時間(正式には3時間52分)のフルセットの激戦の末にやぶっている。
ダニエル太郎との2回戦について聞かれ、
「彼とはデ杯で対戦したことがある。
彼はいつもトップ100にいるような選手。
コンスタントで堅実なプレーで大きな弱点がない。
自分にとっては、今日のようなパフォーマンスがまた発揮できるか、いいテストになると思う」。とマレー。
全豪オープンでは5度準優勝。秘かに優勝を狙っている。
ダニエル太郎
1回戦タイブレーク1-5大ピンチの時は❓
2回戦は尊敬するプレーヤーと対戦 楽しみ
「3-0、4-0でも(短期決戦のタイブレーク)でリードされると、メンタル的にきつい。
(第一セットは)僕が基本的に押していたつもりだったので、『あーあ』という気持ちだった。
それでも、とにかく1ポイント1ポイント続けてみようと思ったら、
知らないうちに7-5になって・・・・・・」と微笑みながら語る。
それはオフシーズンの充実したトレーニングの成果だろう。
「良いオフシーズンが過ごせた。
テクニック、フィジカル、メンタル、何年も前から課題にしていたすべての組み合わせが、
いろいろなことをやってきて、ここですごいいい流れが掴めている。
これは(より良いプレーヤーになるための)プロセスだということを忘れないで続けてきたから。
(技術的には)多分、今オフシーズンにたくさんのサーブを練習したということが一番かも。
子供の頃からずっと、クロスラリーとかコントロールとかベースラインの練習が多かったけど、
今は(サーブとストロークは)50-50に練習している」。
ダニエル、前哨戦でも予選突破、本戦1回戦も勝っている。
好調なダニエル、2回戦では最高ランキング1位(2016年)、ツアーでは46勝。その中には2016年のリオ、2012年のロンドンオリンピック、グランドスラム大会では2013年2016年のウィンブルドン、2012年USオープンの優勝がある偉大なプレーヤーの一人、アンディ・マレー(イギリス、34歳)と対戦する。(マレー グランドスラム大会成績)
マレーは股関節の手術などで、一時は世界800位以下に転落したが、前哨戦(シドニー)でも準優勝。実力を示した。
「マレーはファイター。
とても尊敬している。
ちゃんと準備してベストを尽くしたい」とダニエル。
マレーとは、敵地で行われた2016年のデ杯ワールドグループ1回戦で対戦し、1-6、3-6、1-6で敗れている。二人の対戦成績は ダニエルから 0勝1敗
2018年「ATP1000マスターズ大会インディアンウエールズ」ではジョコビッチを破ったことのあるダニエル太郎、どんな戦いになるか楽しみだ。
「全豪本戦1回戦突破!
2回戦は木曜日です。
相手はマレーです。
応援よろしくお願いします!」ダニエル太郎Twitter
全豪本戦1回戦突破!2回戦は木曜日です。相手はマレーです。応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/M6sfhQ9oRI
— ダニエル太郎/Taro Daniel (@tarodaniel93) January 18, 2022
約6年を経ての再戦、ダニエル太郎対アンディ・マレーとの2回戦は1月20日(木)第4試合17時半以降(日本時間15時半)になった。(オーダー・オブ・プレー)
1993年1月27日生れ
身長191cm 体重80kg
出身地: 米国ニューヨーク
出身校: 久喜市立太田小 - 名古屋国際学園中 - ローラルスプリングスクール高卒
プロ転向: 2009年2月
テニスを始めた年齢: 5歳
コーチ: 高田充(JTA)
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ダニエル太郎 グランドスラム大会成績
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本戦: 1/17(月) - 1/30(日)
予選: 1/10(月) - 1/14(金)
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ダニエル太郎、内山靖崇、添田豪、綿貫陽介、
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日比野菜緒、本玉真唯、奈良くるみ、 宮崎百合子、内藤祐希
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記事:塚越亘/塚越景子 photo H.Sato