4月12~16日 トルコ・アンタルヤのクレーコートで行われた女子テニスの国別対抗戦 「ビリー・ジーン・キング(BJK)カップ」(旧フェド杯)。
アジア・オセアニアⅠ部」には、日本、中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランドの6チームが出場、各対戦はシングルス2試合、ダブルス1試合の3試合によって争われる総当たり戦が行われた。

3日目を終え、日本と中国が3勝0敗。3位の韓国は2勝1敗。
4日目の「日本対韓国」戦が大きな山場となった。日本が勝てば上位2チーム内が確定、負ければ最終日の日本対中国戦の成績次第になる。

第1試合はNo.2同士の戦い、内島萌夏(フリー)がパク・ソヒョンを6-1、6-3で破る。
第2試合のエース対決はBJKカップ初出場の本玉真唯(島津製作所)がチャン・スジョン(シングルス145位)に3-6、2-6で敗れる。
1勝1敗、勝負は第3試合のダブルスにかかる。
日本は青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)が韓国のハン・ナレ/キム・ナリ組と対戦。
第1セットを4-6で落とす嫌な展開に。
しかし世界6位と5位のペアは落ち着いてプレー、第2セットを取り返すと、ファイナルセットでは最初のサーブをブレーク、4-6、6-2、6-3の逆転勝ち、日本が2勝1敗で4連勝を飾った。

「韓国戦ダブルス、相手ペアが素晴らしくて、柔らかいボールやロブを巧みに使い青山・柴原ペアの動きを止めて、翻弄した。
さすが経験豊富な世界トップクラスの青山・柴原。
最後まで気が抜けない試合だったが、第2セットでつかまえると、最後は少し差が出た。
全員でつかんだ勝利」。と土橋登志久監督。

4勝目を挙げた日本は2位以上が確定し、同じく4連勝した中国とともに今年11月に行われる「2022 プレーオフ」に進むことが決まった。

日本最終日中国に逆転勝利
5勝0敗 1位通過

シングルスでは若手中心の日本は、第1試合で229位の内藤祐希(21歳)が143位のユアン・ユーに6-7(3)、6-7(5)で敗れ日本ピンチに!
しかし、初出場ながら3戦全勝の内島萌夏(20歳)が日本No.1プレーヤーとして中国のNo.1プレーヤー、106位、格上の朱琳を7-6(5)、6-1で破り1勝1敗のタイに持ち込み希望を繋ぐ。
最後は、ペアとして世界2位になったことにある青山修子/柴原瑛菜組のダブルスが勝ち、2勝1敗で中国を下した。
青山/柴原組はこれが6度目のBJKカップ戦、戦績は6戦無敗と頼もしい。
「アジアの強豪がそろった中で、全員が勝利にこだわって、優勝できたのは自信になった。
プレーオフ進出は本当にうれしい。
もう一回、ワールドグループで世界と戦えるチャンスがもらえたのは嬉しい」と土橋監督。
<<アジア・オセアニアⅠ 最終成績>>
日本 5-0
中国 4-1
インド 3-2
韓国 2-3
ニュージーランド 1-4
インドネシア 0-5

土橋監督、内藤祐希、内島萌夏、本玉真唯、柴原瑛菜、青山修子

日本のNo.1プレーヤーは初出場の本玉真唯(22歳、島津製作所)、
No.2も初出場の内島萌夏(20歳、フリー)。
No.3でウクライナ戦に続く出場の内藤祐希(21歳、亀田製菓)、と若手中心の布陣。
大坂なおみ(フリー)、土居美咲(ミキハウス)はツアー優先の為に出場しない。
ダブルスには2020年2月のファイナル予選(スペイン戦)以来、2年ぶり代表の柴原瑛菜(橋本総業)/青山修子(近藤乳業)組。

2022年ビリー・ジーン・キング(BJK)カップ
アジア・オセアニアⅠ部
会場:トルコ
開催日時:4月12日 – 16日
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日本、中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランド
参加6チームによる総当たりのリーグ戦
4/12 日本3-0インド
4/13 日本3-0インドネシア
4/14 日本3-0ニュージーランド
4/15 日本2-1韓国
4/16 日本2-1中国
各対戦でシングルス2試合、ダブルス1試合。5日間で5対戦を行う厳しい日程。
日本と中国が2023年のファイナル予選への出場権を争う2022 プレーオフに進出。下位2チームはグループⅡに降格となった。
JTA BJKカップ

◆日本女子シングルスランキング(4/11付け)
35位 大坂なおみ(フリー)
95位 土居美咲(ミキハウス)
129位 本玉真唯(島津製作所)
167位 日比野菜緒(ブラス)
208位 内島萌夏(フリー)
229位 内藤祐希(亀田製菓)
247位 奈良くるみ(安藤証券)
254位 日比万葉(グラムスリー)
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チームワーク発揮したBJKカップ日本チーム

記事:塚越亘 塚越景子 写真 JTA 日本テニス協会