10月3日(月)から9日(日)まで有明で行われる「楽天ジャパン・オープン」の本戦ドローができた。
日本勢では西岡良仁(ミキハウス)、ダニエル太郎(エイブル)がダイレクトイン。
内田海智(富士薬品)、望月慎太郎(IMGアカデミー)内山靖崇(積水化学工業)が主催推薦で本戦に入った。
1日(土)に始まった予選には守屋宏紀(安藤証券)、野口莉央(明治安田生命)、島袋将(有沢製作所)、今井慎太郎(イカイ)、清水悠太(三菱電機)、伊藤竜馬(橋本総業)、添田豪(GODAI)、望月勇希(エキスパート シズオカ)、田沼諒太(橋本総業)、徳田廉大(イカイ)、高橋悠介(三菱電機)と16ドロー中、11人が挑戦。
予選決勝ラウンドは守屋宏紀 vs 島袋将、野口莉央 vs 高橋悠介、清水悠太 vs M.Purcellとなった。勝者は本戦入りだ。
野口莉央と田沼諒太 柏から有明へ移動と超ハードスケジュール
野口と田沼は柏で行われているITF大会で4強に残っており、野口は10時からの準決勝で越智真(江崎グリコ)を6-3、6-3で破り決勝進出を決めてから有明に直行、予選1回戦で伊藤竜馬と戦い 6-0、6-2で勝利を飾った。
両大会に勝ち残った野口、明日10月2日(日)柏ITF決勝は12時から予定され、川上倫平(マイシン)と優勝を争う。ところが、楽天ジャパンオープン予選決勝ラウンド、高橋悠介との試合は朝の11時からに入っているオーダー・オブ・プレーになっている。物理的移動が不可能なことだが、どうこの問題を解決するのだろうか❓
このように解決された:
1TF柏のトーナメントディレクター吉田好彦は野口のATPツアー初本戦入りの挑戦を心からサポートし、日本男子テニス強化の為に苦渋の、「決勝戦中止を決断」した。野口は楽天ジャパンオープン予選をプレーし、高橋を0-6、6-2、6-0の逆転で破り、ATPツアー初の本戦入りを決めた。
田沼はITF柏の準決勝で川上倫平(マイシン)に3-6、2-6で敗れ、有明予選1回戦ではインドのRAMANATHANと競り合うものの、5-7、3-6で敗れた。
$2,108,110 ATP500 Japan Open
会場:有明テニスの森公園
ライブスコア
オーダー・オブ・プレー
2012年、2014年のチャンピオン、錦織圭(ユニクロ)は残念なことに不出場。
1972年に第1回大会が開催されてから50年を迎える「楽天ジャパン・オープン」。コロナ禍の為にここ2年連続で中止となっており、2019年以来3年ぶりの開催。
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記事:塚越亘 塚越景子 写真/伊藤功巳/鯉沼宣之/TennisJapan