9月30日 韓国のソウルで行われている男子ATP250「韓国オープン」準々決勝で、西岡良仁(ミキハウス)が世界2位のキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-2、3-6、6-2のフルセットで破る金星をげた。
ルードはツアー通算9勝、(今シーズンは3勝)を挙げ、全仏オープンとUSオープンでは準優勝。USオープン後にはATPランキング2位になった23歳。西岡、昨年5月のATP1000マドリード大会2回戦ではルードに1-6、2-6で敗れていたが。
西岡は1回戦で 対戦成績5-0 と相性の良い第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-2、7-6(3)で破る。
日本人No.1対No.2の対決となった2回戦ではダニエル太郎(エイブル)を6-2、6-4で破り8強になり、準々決勝でルードを破った。
世界2位のルード撃破は西岡がこれまでに勝った最上位の選手。それまでの最高は当時世界5位の錦織圭、2019年8月のATP1000シンシナティで挙げた勝利。キャリア4度目の対トップ10勝利をあげた。
西岡は決勝進出をかけアメリカの24歳 A・コバセビッチ(222位)と対戦する。
準決勝はWOWOWオンデマンドで生中継(見逃した場合は見逃しライブで準々決勝から視聴可能)。
ルードとの準々決勝動画
1回戦エバンス動画
記事:塚越亘/塚越景子 photo/Tennis Japan