26日、第28回テニス日本リーグの男子セカンドステージが横浜国際プールとブルボンビーンズドームで行われ、レッドグループはノア・インドアステージが、ブルーブロックは三菱電機がそれぞれ各ブロック1位で決勝トーナメント進出を決めた。

ブルボンビーンズドームで行われたレッドグループの対戦では、兵庫県を中心に全国で20を超えるテニススクールを運営しているノア・インドアステージが明治安田生命に3-0で勝利、対抗戦の成績をイカイ、リコーと並ぶ6勝1敗としたが、勝利試合の数でトップに立ち、初の決勝トーナメント進出を決めた。

前回大会の覇者であるイカイとリコーの対戦は、2-1でリコーが勝利。この結果、レッドブロックからは2位のイカイ、3位のリコーが決勝トーナメントに進出となった。レッドブロック残りの対戦では、伊予銀行が伊勢久に2-1で、三菱商事が三井不動産に2-1で勝利している。

一方、横浜国際プールで行われたブルーブロックでは、デビスカップ日本代表である杉田祐一(25歳)と世界ランク290位の関口周一(22歳)を擁する三菱電機が、前回準優勝のエキスパートパワーシズオカに3-0で勝利。予選ブロック全勝と、文句なしでの決勝トーナメント進出となった。エキスパートパワーシズオカは、昨年と同じく2位での決勝トーナメント進出。

ブルーブロックの他の対戦では、九州電力がMS&AD三井住友海上に2-1で勝利、対抗戦成績を5勝2敗としブロック3位で決勝トーナメント進出権を獲得した。また、協和発酵キリンが日本紙通商に2-1、鹿児島銀行がトヨタ自動車を2-1で下している。

実業団の頂点を決める日本リーグのセカンドステージは1月24日から26日まで、レッドグループはブルボンビーンズドームで、ブルーブロックは横浜国際プールで対戦が行われる。昨年行われたファーストステージの成績を加え、各ブロック上位3チームが2月14日から東京体育館で行われる決勝トーナメントに進出する。